あかいろくれよん

埋め尽くして kt×ym※ ページ21

K.O






グン、と突き上げると それに応えるように背中を反らせて俺を求める。



毎日上から目線な山ちゃんが、俺より弱くなる時間。





岡｢は、っ足…もっと開けよ、｣

山｢やだあっ、もっとはいっちゃ、ああっ…｣




肌と肌がぶつかり合う音と、君の声。

あの山ちゃんとそういうコトをしているんだ、って思うと 興奮せざるを得ない。



こんなに乱れて全てを委ねているのに、次に起きたら元通り。

恥ずかしくないの？っていつも思う。





山｢は、あんっ…け、とおっ…｣

岡｢、んだよっ…は、ぁっ｣

山｢なんかい、ぁ…っだすの、｣





何回出すの。


知らないよ、そんなの。




山ちゃんの腰が壊れるまで？

山ちゃんが意識失うまで？

山ちゃんのが出なくなるまで？




全部違うよ。




俺の乾いた心が、山ちゃんの冷たさに耐えられるくらい潤うまで。






山｢いっ、ああっむり、…けいとっ、｣

岡｢はあっ、まだ、鳴けんだろっ…｣

山｢だめっ、またいっちゃ、んあぁっ…｣

岡｢ほんと、いきすぎだから…っ｣





ねえ、まだなの？


早く。待ってるんだけど。




山｢け、とっ…すき、ぁっ…だいすきっ｣

岡｢…！ あぁ、っ…｣






好きの言葉が欲しいだけで、こんなにもぐちゃぐちゃにしてしまう。


拒まない君も悪い。


…拒めないように、今夜も俺で埋め尽くして。





FIN.

俺だけ yt×ym→←大好きの気持ち cn×ym

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す