風邪っぴき hk×ym ページ12
H.Y
山田から朝イチできたLINE。
珍しいなと思いながら見て、すぐに荷物を持って家を出た。
『おはよう。38度近くあるんだけど、風邪引いたらどうしたらいいんだっけ?』
車に乗り込んで返信をする。
『俺のこと呼べばいいんだよ。』
スマホを置いて車を走らせる。
山田の家に着く前にスーパーに寄って、必要だろうものを買って行こう。
八「…あれ、ここだよね?」
家の前だから鍵開けて。
ってLINEに既読はつかない。
八「山田ー?」
返事もない。
八「光だよー?」
どうしようかと、とりあえずドアノブに手をかけてみる。
一か八かだろ。
ガチャ…と音をたてて開くドア。
八「嘘だろぉ…」
ちゃんとしろよな、山田。
靴を脱いで、何度も足を運んだこの家の寝室のドアを開ける。
八「山田?」
山「ん…?ひかるくん?」
八「そうだよ、ひか。」
山「ひか、どうしたの…、けほっ」
八「可愛い彼女がそんなんだから来たの。」
山「そっかあ、」
体温を計ってもらうとちょうど38度。
スポーツドリンクを飲ませて、おかゆをつくりに行く。
卵がゆでいいかな、食べてくれるといいけど。
パパッとつくり終えて部屋に入ると、
山「ひかおそい、」
と文句を付けられた。
八「食べれそう?」
山「ん。」
その後は少しだけど食べてくれて、風邪薬を飲ませて今はぐっすり。
やっぱり可愛いなぁ…。
八「…涼介、」
真っ赤な山田にキスをする。
なんでこんな可愛いんだろ、こいつ。
ちゅ、ちゅ、と唇を押し付ける。
山「んん…」
八「あ…!」
山田の寝返りで我に返る。
寝込み襲うとかなにしてんだ俺!
チラッと山田のほうを見て、寝ていることを確認。
熱い顔をパタパタあおぐ。
頭を撫でてやると、心做しか頬が緩んだように見えた。
そうしているうちに、俺もいつの間にか寝てしまったみたいで。
起きたら可愛い山田がにこにこしながら俺を見ていましたとさ。
山「ひか来てくれてよかったよ。」
とお褒めの言葉付きで。
八「可愛いやつめ。」
FIN.
559人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありやまGirl(プロフ) - 読みました!凄く面白くて良かったです! (2018年1月26日 10時) (レス) id: 4d9c162f4d (このIDを非表示/違反報告)
翠雨(プロフ) - リクエストありがとうございます!やっとこさ書きました!遅くなり申し訳ありません、、よければ見ていってください! (2018年1月26日 1時) (レス) id: b600993619 (このIDを非表示/違反報告)
ありやまGirl(プロフ) - メンバーの前ではやまありだけど夜になるとありやまになる。っていうありやまがみたいです! (2018年1月8日 9時) (レス) id: 4d9c162f4d (このIDを非表示/違反報告)
涼くん愛! - ありがとうございます!凄く良かったです! (2017年12月28日 10時) (レス) id: d60c7d5175 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとやま(プロフ) - 涼くん愛!さん» 遅くなってすみません!やっと書きました!リクエストありがとうございます! (2017年12月14日 17時) (レス) id: b600993619 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:翠雨 | 作成日時:2017年2月10日 21時