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｢風邪引いたらごめん……このタオル使って。お風呂沸かして来るから待っててね。｣
｢うん。…ありがと。｣
とりあえずびしょ濡れの山田をソファーに座らせて、タオルを渡して一応ブランケットも持ってきた。
｢ちょっと熱めにしておくからねー｣
｢はーい｣
お風呂から戻る最中、俺もなかなか濡れているし着替えようと部屋に寄って思いついた。
山田、泊まっていけばいいじゃん。
服、貸してあげるんだし。
制服だって乾かさないといけないし。
｢俺天才じゃん…。｣
あれ、でもそれって恋人と一夜を共に……なんて考えてしまう頭は放っておいて、とりあえず着替えてから、もう一人分の着替えを持って下に降りる事にした。
｢山田ー？｣
｢ん、なにー？｣
｢着替え持ってきたから、風呂行っておいで。｣
｢ありがと。｣
｢制服も適当にカゴ入れといて。｣
｢わかった。｣
さっき持ってきたブランケットにくるまっていた山田。
いや、…めちゃくちゃ可愛かったな。
俺、大丈夫かな。
あんな綺麗で可愛い人と一晩無事に過ごせるかな。
……風呂、覗きに行ったらやっぱり怒られるのかな。
でもそこはやっぱり男同士だし、気にしないのかもしれないな。
制服カゴに入れる=洗濯するってことなのに、別に気にしなさそうだったし。
あぁ、こんな事考えてないでご飯作らないと。
……でもなんだか怠いし食欲も無いな。
一応聞いてみるか、誓います、覗きはしません。
＿＿＿＿コンコン
｢…急にごめん、腹減ってる？｣
『え、あ……空いてない。』
｢そっか、じゃあ飯いらない？｣
『…うん、いらないや。』
｢わかった。｣
山田も俺も、風邪引いたかな。
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翠雨(プロフ) - うめさん» えええ…！ありがとうございます(；＿；)更新がんばりますのでよろしくお願いします！ (2018年6月21日 21時) (
レス) id: b600993619 (このIDを非表示/違反報告)
うめ(プロフ) - なるほど！！！狙いなのですね！！もうほんとに翠雨さんのお話毎回楽しみによんでます( ´ ▽ ` ) (2018年6月20日 20時) (レス) id: 322b8bfef0 (このIDを非表示/違反報告)
翠雨(プロフ) - うめさん» ありがとうございます！実はそれ狙いです！(笑)次の更新からはどっちサイドかわかると思いますので、引き続き読んでいただけたら嬉しいです！ (2018年6月20日 16時) (レス) id: b600993619 (このIDを非表示/違反報告)
うめ(プロフ) - いつでも、貴方を想って。大好きです！ このお話どちらがいのちゃんでどちらが山田くんですか？すみません、私ポンコツでして笑 (2018年6月20日 12時) (レス) id: 322b8bfef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠雨
| 作成日時：2018年6月19日 0時
