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K.N
ピコンと音が鳴って、テーブルの上に置いたスマホを二人して覗き込んだ。
中｢……ん、侑李だ。｣
山｢……。｣
侑李僕のシャーペン貸したままになってる?
中｢え、シャーペン？｣
山｢とりあえず見てみたら？｣
中｢あ、うん。｣
よく見ると、いつもの見慣れたペンたちの中に、一本だけあまり見ないシャーペンが。
忘れてた、今日移動教室で借りたんだった。
明日は忘れずに持って行かないと。
中島ごめん、借りてそのままだった。明日返すわ。
手を合わせたスタンプを添えて送信。
中｢手かどこかに書いておかないとまた忘れそうだね。｣
山｢……。｣
中｢山田くん？｣
なにそんなにムスッとした顔して……。
山｢俺知らなかったんたけど。｣
中｢何が？｣
山｢ロック画面、それ侑李でしょ？｣
中｢え？……あ、あぁ！｣
ロック画面は、菊池が撮ってくれた写真だ。
こんな時に隠し事するっていうのもなんか違う気がするし、ちなみにお揃いだということまでなんとなく告げてしまった。
山｢……俺とはお揃いしてくれなかったのに？｣
中｢それは…ごめん。｣
山｢別に〜〜。｣
か、可愛い！
これってもしかして、嫉妬ってやつですか？
これが俗にいう、ツンデレってやつですか？
無理だ俺、幸せがすぎるだろ。
明日とか明後日とか、不良とぶつかって前歯でも折られるんじゃないか。
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はる(プロフ) - 1番大好きな作品です！作者さんのことも気になってしまうぐらい好みの作風で、こんなに素敵な作品に出会えてとても幸せです！いつかまた幸せなknymちゃんが見れる日を楽しみにしています！ (2020年7月28日 23時) (
レス) id: 2fd3fc28ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠雨
| 作成日時：2018年5月30日 1時
