◆Hikaru.I ページ12
『ばかっ、変装しろよ。』
ラ「さっきまでマネさんの車乗ってたの。そしたら見覚えある車が見えたから降ろしてもらっちゃった。」
えへへ、と可愛く笑う。
『今日オフじゃなかったっけ?』
ラ「あーうん、そうなんだけど事務所の忘れ物取りに行ってたー。」
マネージャーをタクシー代わりに使うなよ、と思いながら
ゆっくりアクセルを踏み込む。
『とりあえずシートベルトして。今から阿部ん家行くんだけど…』
ラ「行くっ!」
目をキラキラさせて浮かれている最年少。
少し場違いな気がするテンションだが、仕方なく連れていくことにした。
阿部の家の下に着くと、エントランスの前で手を振る男が見える。
変装なしの阿部だ。
『どいつもこいつも変装してないな。』
ボソッと呟くと、隣でキャハハハと超音波が。
駐車場に誘導され、車を降りる俺達。
阿「ラウも来たんだ、いらっしゃい。」
ラ「阿部ちゃん、あれさせて!カードでピッてやつ!」
ラウールがやけにワクワクしていたのは、カードキーを使いたいからだとここで理解する。
阿「あははっ、ほんと飽きないねえ。」
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作者名:ち。 | 作成日時:2022年8月14日 3時