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阿部さんとリビングのソファに並んで座り、蓮からの着信に応答する。
目《A…?》
こちらの様子を伺うように名前を呼ばれる。
『うん。』
目《ごめん、俺…》
『謝るってことは、そういうことなんだよね?』
電話に出る前はあんなに不安だったのに、何故か今は淡々と言葉が出てくる。
チラッと横を見ると心配そうな面持ちの阿部さん。
目《えっと、それは。》
『それで、なんの電話なの?』
自分でも怖いくらい冷たい声だと思う。
目《あ、えと…どこに居るのかなって。昨日も帰ってきてないし。》
歯切れが悪くオドオドしている蓮に無性に腹が立ってくる。
大好きで愛おしいはずの彼。
それなのに今は…。
よく分からない感情に戸惑い、性格の悪い言葉が次々と飛び出す。
『蓮と同じことしてる。』
目《…は?》
嘘はついていない。
これは事実だけど口から出てしまった言葉。
目《どういうこと?》
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作者名:ち。 | 作成日時:2022年8月14日 3時