検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:112,196 hit

‪✿‬ ページ1

阿部さんとリビングのソファに並んで座り、蓮からの着信に応答する。



目《A…?》



こちらの様子を伺うように名前を呼ばれる。



『うん。』


目《ごめん、俺…》


『謝るってことは、そういうことなんだよね?』



電話に出る前はあんなに不安だったのに、何故か今は淡々と言葉が出てくる。



チラッと横を見ると心配そうな面持ちの阿部さん。



目《えっと、それは。》


『それで、なんの電話なの?』



自分でも怖いくらい冷たい声だと思う。



目《あ、えと…どこに居るのかなって。昨日も帰ってきてないし。》



歯切れが悪くオドオドしている蓮に無性に腹が立ってくる。



大好きで愛おしいはずの彼。



それなのに今は…。



よく分からない感情に戸惑い、性格の悪い言葉が次々と飛び出す。



『蓮と同じことしてる。』


目《…は?》



嘘はついていない。



これは事実だけど口から出てしまった言葉。



目《どういうこと?》

‪✿‬→



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (151 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
464人がお気に入り
設定タグ:SnowMan   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ち。 | 作成日時:2022年8月14日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。