day17 :4 ページ5
俺たちが残ったはいいものの、いったい何を話せばいいのか分からず、沈黙だけがこの部屋をつらぬく。
すると意を決したようにアルが喋り始めた。
米「…ひ、久しぶりだね……」
アルらしくない、言葉の真意が分からない文字の羅列。
米「えっと……君は変わらないなぁ…その眉毛とか…！」
英「…うるせぇ、これは紳士の証なんだよ！」
米「アハハ！そういうけど、君って元ヤンだから紳士の要素ってあんまりないよね！」
英「んだとゴルァ！！！」
貴「まぁまぁ…アルフレッド様、からかうのはそれぐらいにして…」
アルが雰囲気を和ませてくれたおかげで、まだ俺は血を吐かずに済んでいる。
…それになんだか、昔を思い出す。俺とアルが喧嘩した時、Aが仲裁に入ってくれたっけ…
米「！？君っ！！！記憶が戻ったのかい！！？？」
いきなり肩を掴まれすごい勢いで揺らされる。頭がグワングワンして、目が回りそうだ…
英「うぉ…うぷっ……吐きそう……」
貴「アーサー様……大丈夫ですか？今、回復魔法をかけましたので、少ししたら治るはずです。」
英「あ、ありがとう…「それよりっ！！いつ記憶が戻ったんだい！！」えっと…あいつに乗っ取られてた時に…」
それを聞いた瞬間、二人はヴォルデモートの思惑を理解したらしく、眉間にしわを寄せる。
…ってか、
英「なんで俺の記憶が戻ったってわかっt「口に出てたぞ☆」…まじかよ」
貴「ということは、私がもう死人ということを…」
英「あぁ……俺のせいで、お前を死なせちまった」
俺が血が出るほど拳を握ると、Aはその上に手を置いて、フルフルと首を振った。
貴「…あれは私が勝手にやったことです。こちらこそ、アルフレッド様やアーサー様に悲しい思いをさせてしまいました…」
米「ほんとだよ…！！二人して自分を犠牲にして俺を置き去りにする…！！昔から君達は変わらない…！！もう二度とこんなことはやめてくれっ！」
貴「？二人してってどういうこと？」
米「…君はあの時混乱してたからね……君が死んだ後、アーサーが君を蘇らせたんだよ「なるほどだから私は生きているのですね」…代償としてアーサーは君に関しての記憶を全部失ったんだけどね。」
英「…すまねぇなアル…あの時は必死だったんだ。…あの時の俺の知識の中で、生き返らせる術が一つだけあったから、一か八かだったんだよ」
アルの顔を見ると、そんなことぐらい分かっているという顔で俺を見つめていた。
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ハルバード(プロフ) - いちごフラペチーノさん感想を書いていただいてありがとうございます！そう言っていただけると、書いて良かったと心から思います！これからもよろしくお願いしますね！！ (2017年9月2日 11時) (
レス) id: f53d8443c9 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴフラペチーノ - 泣けます。一人で部屋のなかで泣いていました。 (2017年8月31日 23時) (レス) id: e3c16ab556 (このIDを非表示/違反報告)
ハルバード(プロフ) - すいません！！！私の不注意でした！！すぐにオリジナルフラグを外しました！ (2017年6月25日 14時) (レス) id: f53d8443c9 (このIDを非表示/違反報告)
てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか？ 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年6月24日 15時) (レス) id: dbfc4f8321 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルバード | 作成日時：2017年6月22日 18時
