day20 : 2 ページ13
貴「こんな感じでよろしかったでしょうか？」
英「お、おう…」
フェリシアーノのたちの言葉が頭から離れない。
…俺が恋？
妖精『あら！お久しぶりね！元気だった？』
貴「はい。私は元気でしたよ。アーサー様の方はどうだったのですか？」
妖精『それがね！アーサーったら心ここに在らずって感じだったの！』
貴「なるほど…何かあったのでしょうか？」
妖精『直接聞いてみたら？今ならいい答えが返ってくるかもしれないわよ？』
俺が悶々と考えている間にこんな会話をしていたらしく、気がつくとAが目の前にいた
英「うおぁ！！ど、どうした？」
貴「妖精さん達から最近様子がおかしいと聞いたので何かあったのかと聞きに来たのですが…」
英「な、何にもなかったぜ？」
バレバレな嘘をついた。
でも、Aは"そうですか…"と言ったきり何も深く追求してこない。
妖精『コソッ)彼女がかわいそうじゃない！本当のことを話してあげなさいよ！ほらっ！』
英「だって、ずっとAが気になって仕方なかったとか……あ。」
貴「…そうですか…私が、邪魔になっていたのですね…」
どうやら違う様に捉えたらしく、この場を去りそうな雰囲気だ。
英「ちがっ！！おいA！」
走り出そうとしたAの腕を掴み自分の方に腕を引くと、案の定体勢を崩したAは俺に寄りかかるように倒れてきた。
貴「！？あ、アー君！？」
突然のことに驚き、素にもどったみたいだ。
顔を赤くして俺の方を見るAは可愛くて、アルとは別で愛おしい。思わず後ろから抱きしめてしまった。
……愛おしい…？…そうか、これが恋なんだな。
英「…違う…違うんだ。お前が気になって仕方なかったってのは、お前を離したくないって言う意味だ。」
貴「…え？どういうこと？」
英「今確信した。…俺はお前に惚れてる。どうしようもなくだ。なぁA、俺と付き合ってくれねぇか…？」
貴「………」
一瞬がとてつもなく長く感じる。
貴「…い…」
Aの耳はトマトのように赤い。そして、Aの体温も徐々に上がってきているようだ。
貴「…はい」
英「本当か！？」
コクンとうなづくA。その姿も可愛いと思ってしまうところを考えると、恋って恐ろしい。
英「やべぇ、嬉しい…！」
Aの後ろ姿しか見えなくて、くるりと反転させると
英「…っ！////」
少し涙目で、でも幸せそうに笑ってくれるAの笑顔が見て、俺はキスをした
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ハルバード(プロフ) - いちごフラペチーノさん感想を書いていただいてありがとうございます！そう言っていただけると、書いて良かったと心から思います！これからもよろしくお願いしますね！！ (2017年9月2日 11時) (
レス) id: f53d8443c9 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴフラペチーノ - 泣けます。一人で部屋のなかで泣いていました。 (2017年8月31日 23時) (レス) id: e3c16ab556 (このIDを非表示/違反報告)
ハルバード(プロフ) - すいません！！！私の不注意でした！！すぐにオリジナルフラグを外しました！ (2017年6月25日 14時) (レス) id: f53d8443c9 (このIDを非表示/違反報告)
てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか？ 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年6月24日 15時) (レス) id: dbfc4f8321 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルバード | 作成日時：2017年6月22日 18時
