αに囲まれ過ぎている件について。【バースネタ】【男主】

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……突然だけど聞いてほしい。切実に


コ「そういや、お前に紹介してねぇ奴がいたから、今度紹介する」


と言ったのが昨日。

で公園に呼び出されたのが今日。


…新一。お前の今度は次の日のことなの？昨日の今日で呼び出すやつなんてお前ぐらいだ馬鹿。


コ「紹介する、こいつは灰原 哀。黒の組織にいた科学者だ。」


新一の隣にはミステリアスな雰囲気を持つ茶髪の少女がいた


哀「…よろしく」


僕を警戒する哀ちゃん

…まぁ、仕方ないよね。この大人びた感じを見ると、新一みたいに薬で幼児化したんだろうし…

…やっぱりあの時ジンを助けずに、コナンに伝えれば良かったか…？いや、結果的にどうなるかは見当がつくからやめておこ…


『僕は橘 A、よろしくね。そこの馬鹿の親友やってるよ。…その馬鹿の愚痴ならいつでも聞くよ』


哀「え、えぇ。」


コ「馬鹿馬鹿って連呼すんじゃねぇよ、バーロ！」


ポケットに手を突っ込みながら話す新一は、チラチラと灰原の様子を伺っている。

…あの、新一が女性に気を使っているのか…！？
信じられない…僕は夢を見てるのか……？


コ「おめぇ、今失礼なこと考えてただろ？」


『なんのことだか。…それにしても、新一はなんでそんなに哀ちゃんのこと気にしてるわけ？』


あ。2人の肩が上がった。


コ「灰原…話してもいいか…？」


哀「…好きにすれば」


おずおずと話し始める新一。
ってか、哀ちゃんはなんでそんなに不機嫌なの…


コ「こいつのお姉さんが組織に殺されたんだよ。…ほら、おめぇに追いかけてもらった女性。」


『え？明美さんのこと？「なんで彼女の本名しってんだ！？」うわっ！』



…これ言わない方が良かったのかな？

一旦2人から離れて電話をかける。相手は景光さんだ。


景『…Aどうした？』


『いや…あの聞きたいんですけど、明美さんって死んでることになってるんですか…？今、明美さんの妹さんに出会ったんですが……しかも、ちっさくなってる。』


景『…まじか。うーん……』


明『ヒロ君どうしたの？』


景『あ、いや……』


電話口で2人が話し始めた。

…へぇ、哀ちゃんって志保っていう名前なんだ。


明「志保がそこにいるの？…会いたいなぁ…あっ！いや、大丈夫よ！本当に！」


…そんな声で言われても説得力ないんだけど。

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