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その後ジンは黙って家を出ていった。


『イメージと違うかったな。何だ結構人間味のあるやつだったんだ。』


僕は後片付けをする。
フローリングに落ちた血は拭ったけど…まぁ、時間の経過でどうにかなるか。


『…お母さん。これから僕の人生どうなるんだろね?』


そう呟いて、寝室に向かった。


__________



蘭「…またキッド様?」


園「えぇ!蘭とAも一緒にキッド様応援しに行かない?あのガキンチョも誘っていいから」


『…めんどくさそう。』


園子の口から出たのは最近世間を騒がせている怪盗の名前。

確か新一も気にしてたな。この前出し抜かれたって。でも、ちゃんと宝石を死守してるあたり出し抜かれたとは言わないんじゃ…


園「おねがーい!少しでもキッド様が変装できる人を増やしたいの!」


『…お前一応宝石の持ち主側だよな?そんなこと言ってていいの?』


蘭「いいのいいの…いつもこんな感じだし、どうせコナン君も行くって言うだろうし…」


『…園子は絶対譲らないだろうね…はぁ、行くよ。』


園「きゃー!ありがとう!流石蘭とA!じゃあ放課後一緒に行きましょ!」


僕達の手を握ってブンブン振る園子はそのキッド様とやらに首ったけらしい。


『…ほんと園子は目移りしやすいね。過去を省みないところ凄い。』


蘭「ね。まぁ、そこが園子のいいところでもあるんだけどね…」


蘭が遠い目をし始めた。


__________


「ようきた!」


園「お久しぶりです!次郎吉おじさま!」


パタパタと走り出す園子の目の前にいたのは、あの有名な鈴木 次郎吉さんだ。


蘭「すいません。無理言って館内に入らせてもらって」


次「構わん構わん!またこわっぱが彼奴を追い詰めてくれるからのぉ!」


コ「ハハハ……たまたまだよ…」


…豪快な人らしい。大きな声で笑う次郎吉さんを新一が呆れながら見ていた。


園「そうだおじさま!自己紹介するわね!こちらは橘 A。私の親友その3よ!」


『初めまして。いつも園子にお世話になっております、橘 Aと申します。本日は誘っていただきありがとうございます。』


次「人っ子一人増えるぐらい構わん!存分に楽しんでいくといい」


…器が広いなー。大体自分から挑戦状叩きつけるあたり好戦的なのかもしれないけど、価値の高い宝石をわざわざ購入するあたり凄いと思う。

金持ちの金銭感覚どうなってんだろ?

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ふ。ー(プロフ) - 孤月さんありがとうございます!!α了解しました!番の方はまたアンケート取りたいと思ってるので、その時に投票お願いします!! (2018年8月25日 15時) (レス) id: f53d8443c9 (このIDを非表示/違反報告)
孤月 - 降谷さんがαで、主人公と番とか… (2018年8月25日 0時) (レス) id: 5299f2ee2b (このIDを非表示/違反報告)
ふ。ー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!すぐに直しました。今後もよろしくお願いいたします。 (2018年8月23日 17時) (レス) id: f53d8443c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぺいんと(プロフ) - いつも楽しく読まさせていただいております。46が抜けています。上からになってしまいすみません。 (2018年8月23日 3時) (レス) id: 81ffb0b3cd (このIDを非表示/違反報告)
ふ。ー(プロフ) - 朔さんありがとうございます!αですね!了解しました! (2018年8月14日 14時) (レス) id: f53d8443c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふ。ー | 作成日時:2018年8月7日 13時

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