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『…はい!ほんとにすいませ「危ねぇ!!!」ぅえ!!??』
もう一度頭を下げた時、肩を掴まれ歩道の方に引き寄せられる。
その瞬間後ろの方でガアァン!!とけたたましい音がした。
……?????え?何が起きたんだ?
何も見えていなかった僕は現状を理解できなかった。でも、後ろを振り返るともう一度この人にお礼を言わないといけないことは一瞬で理解した。
トラックが電柱にぶつかっていたのだ。…多分あのまま僕があそこから動かなかったら、トラックに跳ね飛ばされていただろう。
『〜〜〜〜っ!!』
思わず両手で自分を抱きしめた。…ゾワっとした。
「大丈夫かい?もう怖いことはないから大丈夫だよ。…あ!僕は高木 渉。この人は伊達 渉さん。」
伊「ボウズ大丈夫か?ボウズが俺の手帳拾ってくれなかったら俺もトラックに轢かれてた。…ありがとな。」
伊達さんのわしゃわしゃと慣れていないだろう不器用な撫で方に、思わず顔がほころぶ。…優しい人だなぁ…
高「そうだ!君はどこかに行った帰りかい?送って行こうか?」
『いえ、大丈夫です。流石に申し訳ないので…ありがとうございます。』
伊「そうか。気い付けて帰れよ!」
『はい!伊達さん高木さんありがとうございました!』
僕は手を振ってその場を後にした。
__________
『こんな感じ。』
3人とも顔に手をあててる。…アチャー…って感じだけど、何?僕が厄災運んでるって?僕だってそう思うよ。こんなこと思いたくないけどね!
松「お互い救いつつ救われつつってことだな。」
萩「Aある意味すごいわ。ピンポイントで俺たち救ってんだから。」
景「確かに。…まぁ、これからはあまり無茶したらダメだぞ?」
景光さんは僕の首輪を見る。…確かに、無茶したくてしてるわけじゃないけど、あまり巻き込まれるのはやめておいたほうがいいね…
…いや、無理だな。新一に協力するって言った以上無理だ。あいつは死神級の事件ホイホイだから。
『それはちょっと無理ですね……』
萩「なんで?」
『工藤 新一って知ってます?』
3人ともやっぱり新一の名前は知っているようで、一斉に頷く。
『僕そいつの幼馴染なんですよ。』
松「アウトーーーーー!!」
野球の審判のようなキレッキレな動きだった。
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ふ。ー(プロフ) - 孤月さんありがとうございます!!α了解しました!番の方はまたアンケート取りたいと思ってるので、その時に投票お願いします!! (2018年8月25日 15時) (レス) id: f53d8443c9 (このIDを非表示/違反報告)
孤月 - 降谷さんがαで、主人公と番とか… (2018年8月25日 0時) (レス) id: 5299f2ee2b (このIDを非表示/違反報告)
ふ。ー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!すぐに直しました。今後もよろしくお願いいたします。 (2018年8月23日 17時) (レス) id: f53d8443c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぺいんと(プロフ) - いつも楽しく読まさせていただいております。46が抜けています。上からになってしまいすみません。 (2018年8月23日 3時) (レス) id: 81ffb0b3cd (このIDを非表示/違反報告)
ふ。ー(プロフ) - 朔さんありがとうございます!αですね!了解しました! (2018年8月14日 14時) (レス) id: f53d8443c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふ。ー | 作成日時:2018年8月7日 13時