振り回される side赤井 ページ3
…何故Aは急に俺に会いたくないと、拒絶した?
元々感情の起伏が激しくない俺が、物の見事にAに魅入られて一喜一憂してるというのに。
俺のなにがいけなかった……?
赤「チッ……こんなにも、Aの存在が大きくなっているとはな……」
たかが、数週間。
なのに、こんなにも感情を乱されている。
はっきり言って、初めてのことすぎてどうしたらいいのかが分からない
こんなこと言ったら、安室君に馬鹿にされるな………いや、安室君も今は俺と一緒のようなものか。
すると、外から大きな音が聞こえた。
どうやら、阿笠邸の扉を勢いよく叩いているらしい。
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「随分と焦っているようですが…どうされたんですか?」
…高校生か……この家の住人と関わりがあるようには見えないが……
「…あんたに言う必要はねぇ。」
…随分と警戒されたものだ。
日「…どちらさま……おや、お二人ともどうされたんです?」
高校生がチラチラと俺の方を見ているのを踏まえると、俺は邪魔のようだ。
「お邪魔のようですね「いえ、貴方もお入りください。」よろしいのですか?」
高校生君の顔がとてもじゃないが俺のことを歓迎していない。
そんな彼を本田は少し宥め、俺たちを招き入れた。
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作者名:ふ。ー | 作成日時:2019年1月26日 19時