冷酷な雪女郎【ＦＦ】 No.3 (ページ32)

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《帝国イレブン》

　試合に負けた帝国イレブンは帰って行く…そこに誰かが…

源「雪峰！？！？」

貴「フッ……無様なやられようだな…」

鬼「黙れ」

貴「四十年間無敗の帝国学園の名を汚すとは、総帥に従っていればこのような事態は招かなかった。」

鬼「俺達は正々堂々と円堂たち戦いたかった、総帥のやり方は間違っている。

　俺は帝国のキャプテンとして正しい判断を下したと思っている。」

貴「キャプテン？………笑わせる。」

鬼「どういうことだ？」

貴「帝国のキャプテンは…………

　

　本当は私になるはずだった。」

鬼「何！？」

貴「まぁ…している通り帝国は男子校…ただでさえ私は総帥の配慮もあり入学できることができた。

　女が男子校である帝国のキャプテン………前代未聞だ……だからしょうがなくお前をキャプテンとして立てた

　そう………総帥が言ってらした。」

鬼「…………………」

貴「まさか…自分の実力が総帥に認められたとでも思ったか？」

鬼「…………」

貴「本当にお前には常々呆れてしまう、のうのうとこの二年間総帥に操られていたんだからな」

鬼「…………知っていたのか？」

貴「何がだ？」

鬼「お前は、お前は！総帥の本当の顔をいつから知っていたんだ！！(怒」

貴「フフ……そんなのは簡単だ……帝国に入学した時からだよ…

　いやぁ……さすがに最初は総帥の本当の顔を知って驚いたよ

　でも、それでも私は総帥に着いていくと誓っていてね……私が総帥の手となり足となると…

　だから私はどんな事でもした……詳しくは言えないが…」

鬼「………変わったなこの何年間でお前は」

貴「ああ…変わったよ…雪峰家に言って私は変わった。」

鬼「もうお前は俺と親友だったころのAじゃない……」

貴「今頃気づいたか……バカな奴だ。

　では私は失礼させてもらう、行くところがあるのでな…」

　鬼道たちはそれぞれの場所に向かおうとしたその時であった…

？「待って！！」

鬼「春奈！？」

音「私を、私を引き取るためにお父さんと約束したって……」

鬼「ああ……」

音「あッ…

　連絡くれなかったのも私のためだったんだね…」

鬼「お前と暮らすためなら、どんなことも我慢できた。

　だが…すまない」