冷酷な雪女郎【ＦＦ】 No.3 (ページ20)

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木「音無さん…」

円「鬼道……」

鬼「お前には関係ない…」

音「貴方は…貴方は…鬼道家に行ってから変わってしまった。

　私たちが別々の家に引き取られてから…一切連絡を取ろうとしなかった。Aお姉ちゃんもそうよ！！

　どうして……悪いことをたくらんでいるから？それとも私が邪魔だから？」

鬼「なッ！！？」

音「私が邪魔だったんでしょ！

　だから連絡もくれなくて…貴方はもうあの時の優しかったお兄ちゃんじゃない！！

　 ……………………他人よ！！！！」

　衝撃の『他人』という言葉…… 音無は走って行った。

　音無が走って行った先に……突然！！手が伸びてきた。

音「キャ！！誰！？」

貴「私だ……」

音「Aお姉ちゃん？……」

貴「さすがに…さっきのは言い過ぎではないのか？」

音「盗み聞きしてたの？……最低！！！」

貴「私の事はなんと言っても構わない…だが血の繋がっている実の兄弟に他人というお前はもっと最低だ！！」

　またAは怒鳴った。

音「な、何よ！！貴方に何が分かるの？」

貴「その言葉前に鬼道にも言われたよ…」

音「……お兄ちゃんとケンカしたの？」

貴「まぁ…それは置いといて…一応いっておこう血のほど強い関係はない…

　お前たちは幸せだ。………だから施設の時も助け合って生きていただろ？」

音「……………変わってないな……Aお姉ちゃんは…」

貴「変わったよ…私は…むしろ変わってないのは鬼道の方だ。」

　さっきまで優しい口調で言っていたAであったが、急に冷たい口調になった。

貴「本当に変わらないのは鬼道の方だ………近いうちにわかるよ…じゃあ、行くよ…」

音「A………お姉ちゃん？」

　そのままAは去って行った。

　場面は変わり円堂たち……

木「辛いね……鬼道君、音無さんを引き取ろうと思って頑張っているのに…音無さんにはそれが伝わってないな
　んて…」

円「ああ……」

木「何かいい方法があればいいんだけど…
　
　あッ…違うのよ試合に負けてほしいって意味じゃないからね…」

円「分かってる。…分かってるよ…俺だって勝ちたいしさ…」

木「うん…さぁ、戻ってアップしないと…うん？…円堂君あそこ……」

円「監督と刑事さん？」

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作「またまた中途半田！！」

鬼「テスト……………勉強……」

作「止めてェェェェェェェェ――――――――(ＴＯＴ)」