冷酷な雪女郎【ＦＦ】 No.3 (ページ16)

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《地区大会決勝当日》

　鬼道は総帥の所に向かって歩いて行っている。

鬼「心待ちにしていた、豪炎寺や円堂のいる雷門との対決…」

　なのにこんな思い出で試合に向かうことになるとはな…」

　影山の言葉が鬼道の脳裏に…

影『優れた司令塔というものは試合の前に勝っているということだ。
　
　敗北は醜いぞ……勝つことにこそ意味がある。』

鬼(俺はこの人の考え方に惹かれた。この人に着いて行けばサッカーを極められると思った。

　だか…今はその総帥が信じられない)

　《Ｉｎ総帥の書斎》

　ウィーン ←機械の扉だったのか…ｂｙ作者…

影「何のようだ…鬼道？」

鬼「俺は堂々と戦いたいのです…何も仕組んでいませんよね？」

影「今まで通り私に従えばいい…」

鬼「クッ……失礼します……」ウィ―ン

影「天に唾しても自分に掛かるだけだ。」

　そのまま鬼道は去って行く

影「ここまでだな…必要なのは逆らわぬ忠実な雪峰のような下部だ。」

貴「お褒めいただきありがとうございます。」

　そこにはAもいた。

　《雷門中サッカー部》

　そして場面は変わり、帝国に来ている雷門サッカー部

響「気を付けろ！バスに細工してきた奴等だ。

　落とし穴があるかもしれん！！壁が迫ってくるかもしれない！！」

　その言葉に一年生部員は床を蹴ったり…壁を叩いたりしている。

夏「監督が選手をからかうなんて…」

木「たぶん監督なりの緊張をほぐす方法なんだと…」

音(帝国学園…お兄ちゃんとAお姉ちゃんがいる学校…」

　そしてロッカールームに着いた。

円「ここが俺たちのロッカールームか… 開けるぞ…」

　円堂が扉を開けようとした瞬間…鬼道が出てきた。

円「げけッ！？鬼道！！」

音(お兄ちゃん！)

鬼「無事に着いたようだな…」

染「なんだと？まるで事故でもあった方がいいような言い方じゃねーか

　まさかこの部屋に何か仕掛けたんじゃ…」

鬼「安心しろ、何もない…」そして豪炎寺の横を通り過ぎる瞬間…二人とも目があった。

染「待てッ！！何やってたか白状しろ！！」

円「染岡…鬼道はそんな奴じゃない」

染「止めるな円堂…」

鬼「勝手に入ってすまなかった。」

鬼(これは帝国の問題だ。俺が解決しなければ…)

　鬼道は去って行った。

円「鬼道、試合楽しみにしてるからな！！」

　音無の様子を見て木野が…木「音無しさん？」