ツートンな僕ら９ ページ21
涼介side
「あそこが調理室でここが大浴場で、あっちが…」
正直、楽しかった
屋敷の中を案内しているだけなのに
Aがあまりにも懐かしそうで、楽しそうな顔をするから
するとAがすれ違ったメイドに
「あの、スカートめくれてますよ」
と声をかけ、メイドのスカートを直していた
「あ、ありがとうございます…」
「良いんですよ、でも大変ですね？スカートだとすぐ裾がめくれちゃうから」
「はい、どちらかと言えばズボンでお仕事をしたいなと思っていまして…あ！すみません。別にスカートが嫌いと言う訳では…」
「良いんです、良いんです。私だってそう思いますもん」
と、そのメイドと談笑していた
俺とは正反対の性格だなと思った
すると、メイドとの話が終わったのか
Aがこちらへやってきて、
「ねぇ、涼介。私明日から学校だから学校も案内してよ！」
と言った
「ああ、わかったよ」
そう返すと
「涼介って優しいね？」
とAが言った
そうか？
俺はどちらかと嫌われ者だ
もちろん、最初からひねくれていた訳ではない
大きくなるにつれて、自分の利益や地位を獲得するために近寄って来る奴が増えた
嫌気がさした俺はそれを遠ざけるかのように
ひねくれていった
学校でも“道明寺様”“道明寺さん”なんて崇められているけれど
俺が金持ちじゃなきゃ誰も寄り付いてこないだろう
だから、俺は正直に話した
「そんな事ねぇーよ、お前みたいに優しくもないし、気前もよくないし。ただ金があるから周りに人が集まって来るだけだ…」
すると
「ツートンカラーって知ってる？」
とAが言い出した
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??Love??(?･?･?)(プロフ) - すごいですね！ (2016年5月21日 17時) (
レス) id: f408151e5a (このIDを非表示/違反報告)
??Love??(?･?･?)(プロフ) - よろしくっ(*｀･ω・)ゞです！ (2016年5月21日 17時) (レス) id: f408151e5a (このIDを非表示/違反報告)
コパンダ(プロフ) - 凛花さん» んーとですね、連れ去られた主人公はどこに行ったかあとでわかります。今言えるのはそれだけなんです…説明不足ですみません_(._.)_ (2016年5月10日 23時) (レス) id: 2feac370d3 (このIDを非表示/違反報告)
凛花 - 連れ去られた主人公は何処へ行ったのですか？連れ去られた主人公は(名前)では無いんですか？ (2016年5月9日 18時) (レス) id: d4ed041aab (このIDを非表示/違反報告)
コパンダ(プロフ) - 瀬奈さん» ですよねwまだ続くと思ってたのにいきなり“fin”って驚きますよねw (2016年4月21日 22時) (レス) id: 2feac370d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コパンダ | 作成日時：2016年2月20日 2時
