冷酷な雪女郎【ＦＦ】 №２ (ページ29)

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貴「そういえば明日、準決勝美タ帝中との試合だったよな」

鬼「ああ、それがどうしたんんだ？」

貴「明日は、用事があってでられないんだ。悪いが君たちだけで戦ってくれ」

貴(秋葉名戸との試合とかぶってしまった。雷門のほうを優先とは…)

貴「すまない」

佐「お前がいなくてもストライカーは俺がいるしな」

貴「ああ、任せた。もし、明日雷門が秋葉名戸に勝ったら決勝で当たることになるな」

源「まさかここまで勝ち上がってくるとな」

辺「運が良かっただけですよまぁ、どうせ勝ち上がってきても俺たちが勝つまでですけど…」

鬼「ああ、俺達は勝たなくてはいけない…なんとしても」

貴(春奈のためだろ)

貴「まぁ、決勝まで上がってきたら褒美にちゃんと戦ってやる」

佐「珍しいんな、雪峰がラフプレーなしで戦うのは」

貴「悪かったな、試合だすぐ終わるから楽なんだ。」

鬼「雑談はやめて早く練習をしないか？」

貴「はいはい…」

　それからAたちは新必殺技に向けて練習を続けた。

　

　《次の日試合当日》

　試合が始まる前は、お決まりのメイド服着用だ。

夏「これを、私に着ろと…」

マ「我が校における試合では、マネージャーは全てメイド服は着用という決まりになっております。」

夏「だれがそんな決まりを作ったのよ！！」←顔を赤くして言う

マ「店長……いえ、監督が」

円「あれ…監督だったんだ。」

　どうやら、監督とはメイド喫茶の店長だったようだ。

マ「あなたもどうぞ」
　
　 Aにもメイド服が渡された。

貴「私、選手なんです。ですよね円堂さん」

円「ああ、そいつはマネージャーじゃなくて選手だ！」

マ「そうでしたか…」

貴(ほぉ～、よかった。)

　マネージャー三人の着替えが終わった。

相「お―――！！」

夏「どうして私がこんな格好を？」

　ほかのマネージャー二人はノリノリだ。

相「目線こっちにお願いなんだな」

　そう言って、カメラを向ける。

夏「いやー、辞めてー」

　だが、強制的に写真を撮られた。

豪「これが準決勝の相手か」

円「ああ」

　二人とも呆れている。