冷酷な雪女郎【ＦＦ】 №２ (ページ15)

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杉森が味方にパスし、どんどん御影が攻めてくる。

　ゴール前まで来たとき円堂が…

円「DF囲め！！」

　円堂の言葉でDFが大部を囲んだ。

　だが、しかしまた逆サイドにいた山岸がシュートを打った…

　っと思ったのだが、山岸から下鶴へのパスだった。

　円堂は山岸の方向に飛んだまだだ。

円(なに！？)

　すぐに円堂は着地し、体の方向を変え

円「熱血パンチ！！」

　こぼれ球は山岸が取りヘディングをした。

　体の方向を変えたままだったのでそのままゴールへ…

角「ゴール！！！」

　ピィ――――

角「決まった～、決まってしまった～

　御影専農、ついに一点先取！！」

円「くっそ！！」

　円堂は悔しさのあまり地面を殴った。

　ピィ―――

　いきなりボールを奪われ、バックパスをした。

染「バックパス？」

円「まさか、あいつ等…」

　御影の選手たちは戦わず、パスを繋ぎ前半を終えようとする。

円「くっそ、いいのかよこんな試合で……いいのかよ(怒)」

　《スタンド》

鬼瓦「つまり、勝利という結果だけに価値がある……ってことか」

　この試合を見て鬼瓦は呆れている。

　《別スタンド》

貴「どんな勝利の仕方でも、勝ちは勝ちだ。」

鬼「ああ、これはどんな方法でも勝てばいい試合だ。」

　《ピッチ》

　ピィ――、ピィ―――

角「ここでホイッスル、御影専農が一点をリードのまま前半終了！！」

　《ベンチ》

音「どうしよう、一点取られちゃいましたよ…」

木「キツイわね、こっちの必殺技はみんな止められちゃんだから…」

夏「大丈夫よ、彼らはイナビカリ修練所での特訓で一回り成長したのだから」

木「あの……あそこではサッカーの特訓はできなかったんですけど…」

夏「あら、そうなの…無駄な投資だったでしょうか」

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「ただいま！、テストという地獄から抜け出してきました。

　完璧やばいね…今回は、はぁ～～

　まぁ、なんとかなるさ！！」

円「作者、誰かの名言マネしてないか？」

作「ノーコメで…」