岩場のタコドーザー~あるじ無き暴走マシーン~ 02 ページ44
私はすぐ後ろまで迫っていたタコドーザーから走って逃げ(ライダーくんの首をひっ掴みながら)、なんとか右側の足場へ辿り着いた
「危なかったー…」
「油断した……」
「あ、でも結果オーライかも」
私は反対側の足場の下についているインクレールを撃ち、そこにある木箱を壊すとミステリーファイルが見つかった
「ナイスだよ、終わりよければすべてよしって言うでしょ？」
「…そうか」
そのまま下のインクレールからジャンプし、上に登って別のインクレールで進んで行く
「多分潜伏がいるから、気をつけて進んで。私とりあえずここから狙撃する」
「ああ」
ライダーくんを下から行かせ、私は着地した場所から直接狙った
二体でてきたので丁度一体ずつ倒して終わりだ
「あ、上にもいるのかー」
私はボムをめちゃくちゃに投げつけ、敵がデスする音を聞いてから木箱の下にあったカナアミを抜け、進んでいく
「またドアか」
「カギ探そ」
おそらくここにも潜伏が…
でももう面倒臭いので
「ボムで一掃っと」
ありったけのスプラッシュボムを投げると、潜伏していた奴らは驚いて姿をあらわすが、もう後の祭り
「カギ発見」
私はカギを持ってドアへ向かう。中にあったのはプロペラだ
「よし、いこっか」
私は台をあげ、浮かせるとカナアミの上に着地した
「……あ？」
「ああ、さっきボム投げまくってキルしといた」
「お前………」
「ん？」
「いや、なんでもねえ」
「そう？じゃあいこっか」
ジャンプして、最終チェックポイントへ向かう
「あちゃー、タコドーザーがたくさん」
「いや、それだけじゃねえぞ」
「ん？」
「………またドアだ」
「…あー」
すると私は何かがブロックの隙間を横切った気配を感じた
「ん？」
パス、と打つとカギを持ったタコにヒットし、カギを落として行ってくれた
「あ、ラッキー」
そう言ってカギを掴むと
「……」
思わず青ざめる。両方の通路から速度を上げてこちらへ向かってくるタコドーザー。しかもいつの間にやら回ってきたのか後ろからも迫ってきたので一瞬思考が停止する
「おい！」
グイ、と手を引かれハッとする。そうだ、走らなくては
そのまま次のブロックを右へ曲がるが
「っ！」
「こっち！」
今度は後ろへ走るが、先ほどのタコドーザーが迫っている
ギリギリで通路を塞がれる前にくぐり抜け、そのままドアのある方へ走り、右へ曲がればすぐそこだ…！
しかし
「…………！」
ああ、しまった
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ナッツ - やばい...すき...ライダーに惚れた...いけめそ過ぎだろがァァ夢主ちゃんになりてぇ...!!! (2018年8月1日 16時) (
レス) id: 95021152e7 (このIDを非表示/違反報告)
あべさん(プロフ) - ありがとうございますううう、続編公開したのでよろしくお願いします！ (2017年7月4日 23時) (レス) id: f0c55ba8ac (このIDを非表示/違反報告)
おみ - はじめまして！めっちゃおもしろいです...！そしてライダーくんとても良い＼(^-^)／応援してます！ (2017年7月2日 0時) (レス) id: 9aaa9f3c1a (このIDを非表示/違反報告)
あべさん(プロフ) - うわぁぁぁうれすぃいいい続編下書き中なんで今後ともどうぞよろしくお願い致しますうう (2017年6月26日 0時) (レス) id: f0c55ba8ac (このIDを非表示/違反報告)
わんはーと(プロフ) - やっぱり面白いですこの小説！ニヤニヤするところもあってどんどん次に進んじゃいます（笑） (2017年6月26日 0時) (レス) id: fb1135491b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あべさん | 作成日時：2017年6月19日 0時
