求めるは純真 ページ34
「断じてスロウは譲らん！まず譲れん理由がある！スロウの私情も混じる！」
「私情って何さ！スロウちゃんの私情ならアーミーは関係…ないっしょ！」
依然戦闘を続ける2人を放置し、私は紅茶を持ってき損ねたことを思い出してキッチンへ戻る
「よいしょっと」
紅茶をゲットし、トレーに乗せてテーブルに戻ると、アーミーくんが地面に倒れ、無念…と呟いて気絶？した
「え、アーミーくん負けちゃったの？ねえ私はどうなるの？」
「さあスロウちゃん！ゼェ……タグ、マ…！ハァ…」
「その執念は一体どこから来るものなんだよ」
「だって君…ふぅ、普通にかわいいし、お近づきになるためには…ハァ………タグマでかっこいいとこ見せゴフッ！」
すると気絶？してたはずのアーミーくんがいつの間にか立ち上がり、持っていたN-ZAPでガツンとアロハくんの後頭部を殴り気絶？させた
「ワガハイの…勝利…だ…」
「アーミーくんに敬礼」
立派だったよ、元はと言えばアーミーくんのせいだけどありがとう
「ねえ、スロウ〜…」
「ん？」
モジモジと何かを言いたそうにするマスクくん。ピュアピュアだ
「こ、今度僕にお菓子作らせてあげる…！」
「…」
なんだこの子……ほんとかわいいな。素直に言えないあたりとか可愛すぎる
「デュフ？」
「もちろん作らさせていただきます。今度遊ぶ時があったら持ってくね…」
「ほ、ほんと？まあそんなにいうなら貰ってあげてもいいけど…」
「うん、その時は貰ってやってよ」
「う、うん…！」
なんだこの子、なんというか………弟を持った気分だ…
…あれ？
私はイカパッドを取り出し、画面を確認する
ライダーくん
応答:拒否
もちろん応答をタップして尋ねる
「あ、もしもしライダーくん？どうしたの？」
「ライダー？」
「ライダーか、面識があるのか？」
「…む、ライダーか…」
「………はっ、オレは何を…？」
『今どこだ』
「アーミーくんの家」
『あ？なんでだよ』
「いやなんでって、ライダーくんが特訓したいって言ったんじゃん」
『……俺からじゃ………まあいい。色々と終わったからな。今からそっちへ行く、待ってろ』
「え、ちょ」
何かいう前に電話を切られてしまった
「何？誰と電話してたの？」
「ライダーくん」
「え、うそあいつとも関わりあんの？」
「ライダーはスロウと同じ''職場''で働いているのだ」
アーミーくんナイス！
ラッキーアイテム
デニムタイトスカート
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ナッツ - やばい...すき...ライダーに惚れた...いけめそ過ぎだろがァァ夢主ちゃんになりてぇ...!!! (2018年8月1日 16時) (
レス) id: 95021152e7 (このIDを非表示/違反報告)
あべさん(プロフ) - ありがとうございますううう、続編公開したのでよろしくお願いします！ (2017年7月4日 23時) (レス) id: f0c55ba8ac (このIDを非表示/違反報告)
おみ - はじめまして！めっちゃおもしろいです...！そしてライダーくんとても良い＼(^-^)／応援してます！ (2017年7月2日 0時) (レス) id: 9aaa9f3c1a (このIDを非表示/違反報告)
あべさん(プロフ) - うわぁぁぁうれすぃいいい続編下書き中なんで今後ともどうぞよろしくお願い致しますうう (2017年6月26日 0時) (レス) id: f0c55ba8ac (このIDを非表示/違反報告)
わんはーと(プロフ) - やっぱり面白いですこの小説！ニヤニヤするところもあってどんどん次に進んじゃいます（笑） (2017年6月26日 0時) (レス) id: fb1135491b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あべさん | 作成日時：2017年6月19日 0時
