お出かけ ページ42
ぱち、と目を開けると、目の前にドアップのライダーくんの顔
「あれ」
「あ？」
なんか同時に目覚めたらしく、お互いに状況を理解しようと少しの間停止する
「何そのミラクル」
私は机の上に置いてあるクロブチレトロを取って、着替えてくるねと声をかける
「早く用意してこいよ」
「はーい」
自分の部屋に向かうと、準備を進める
私は久しぶりに、クロブチレトロとイカライダーWHITE、そしてヒーローキックスを履いて外へ出てみようと思う
準備を終えて、ライダーくんの部屋に戻ると、すでに彼も準備を終わらせていた
「行くぞ」
「朝は外で？」
「そうだな……食いたいもんあるか？」
「いや、任せるよ」
「分かった」
部屋から出るライダーくんについていき、アタリメさんに挨拶してから、ハイカラシティへ向かう
「歩き？」
「いや、バスにするか」
私たちは駅前のバス停でバスを待つ
一体どこに行くんだろう
到着したバスに乗り、期待が膨らむ
2つ目のバス停でおり、少しだけ歩く
「ついたぞ」
「わ、ここ？」
ニヤリと笑って肯定するライダーくん
私が連れてこられたのは、遊園地だった
ーー
チケットはライダーくんが買うと言って聞かないので、仕方なく任せることにした
「別にそんくらい自分で払えるのに」
「そんくらいなら俺が払っても問題はねえだろ」
「ああ言えばこういう」
「どっちがだ」
意地っ張りだなあ
ライダーくんがのりもの一日券を二枚購入し、戻って来たらそれの一枚を受け取る
「ありがとう」
「ああ」
ゲートでそれを提示して、半券をもらい、ポケットに入れてアトラクションのある場所まで歩く
「最初何乗りたい？」
「なんでもいいぞ」
「…………ほんと？」
ーー
「………おい」
「似合ってぶふっ」
ライダーくんをメリーゴーランドに乗せ、横から写真を撮る。きっちりと保存してから、私も隣の馬に座る
「なんでもいいって言ったのはライダーくんだよ」
笑いをこらえながらそういうと、恨めしそうにこちらを睨むライダーくん。
「まあ楽しもうよ」
ゆらりゆらりと揺れるメリーゴーランド。久しぶりに乗ったけど意外と早いなこれ
ちょっとカクカク動くもんだから、振り落とされないようにしっかりと手すりを掴む
「これ意外に怖くない？」
「ハッ」
今度はライダーくんが私の姿を見て笑い、本当はいけないのにイカパッドで写真を撮りやがった
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あべさん(プロフ) - ありがとうございます(´；ω；｀)！ (2017年7月5日 20時) (
レス) id: f974a3e7c6 (このIDを非表示/違反報告)
おみ - 続編...！ありがとうございます！！(。´Д⊂) (2017年7月5日 18時) (レス) id: 9aaa9f3c1a (このIDを非表示/違反報告)
あべさん(プロフ) - わんはーとさん» ありがとうございます(´；ω；｀)あいかわらずの下手くそ文章ですが、どうか完結までお付き合いください…！ (2017年7月5日 0時) (レス) id: f0c55ba8ac (このIDを非表示/違反報告)
わんはーと(プロフ) - わーい！続編だー！楽しみしてました！！じっくり読ませていただきますね！(*^^*) (2017年7月5日 0時) (レス) id: 245da36182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あべさん | 作成日時：2017年7月4日 22時
