夜 02 ページ40
「あ、あー……イカパッド鳴ってるからこれで……」
すると私を掴んだまま私の部屋に入るライダーくん
「なんでだよ、ふざけんなよ」
仕方なくそのままイカパッドを覗く私
メッセージを開くと、マスクくんからだった
なんか今日アーミーが来たんですけどー
あと名前のこと聞いたけど、Aでいいんだよね〜？最近会ってないから心配したけど大丈夫なら良かった
読み終わると新しいメッセージも送られて来たので、それにも目を通す
アーミーのことフッたの〜？デュフッ！非リア万歳！
7文字目を見てイカパッドの電源を落とす。まずい、画面見られ＿＿＿
「………」
「うわあああなんかごめん、なんで謝ってるのか自分でもわからないけど」
なんとも言えない空気に耐えきれず、部屋から逃げようとするが、やはり逃げられない
「お前、あいつのこと振ったのか」
「…………え、うん…？」
なんかこういうことを他人に言いふらすのはあまりよくないと思うのだが、とりあえず答える
「俺が告白したらどうするんだ？」
「……………はっ！？」
思わず素っ頓狂な声を上げる
ドキドキと心臓がうるさい、顔が熱くなる
「A」
ドン、と壁に手をつかれ、私は逃げ場を失う
グルグルと頭が回り、考えすぎて考えられない
「え、あ、う………？」
もうやめてくれ、私の思考はショート寸前だ
「クク……」
パッと手を離される。あれ？
「へっ、え？」
「冗談だ。アホ」
「っ……！」
さすがにカチンと来たよ
でも、なんとなく、笑いがこぼれた
「ふふ、あはは……！」
「あ、何笑ってんだ」
「いや、なんか……」
ちょっと意識しすぎてたかな。
こういう距離感のが楽しいし、笑いあえる。人に対してこういう感情を抱いたのは初めてだし、少し過剰になってたかな
「なんでもないよ」
私はそう言って笑う。
「明日楽しみだなあ」
「……………そうだな」
「どこ行くとか決めてるの？」
するとライダーくんがニヤリと笑った
「ああ、秘密だけどな」
「えー」
あ、そうだ
「ライダーくん、明日朝早い？」
「あ？まあ、早い方がいいな」
「じゃあさ、一緒に寝ようよ」
「……………は？」
ーー
「お邪魔しまーす」
「……」
隣にはどうしてこうなったとでも言いたそうな表情のライダーくん。私だっていつまでも初な反応見せてばっかりなんて嫌なのだ
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あべさん(プロフ) - ありがとうございます(´；ω；｀)！ (2017年7月5日 20時) (
レス) id: f974a3e7c6 (このIDを非表示/違反報告)
おみ - 続編...！ありがとうございます！！(。´Д⊂) (2017年7月5日 18時) (レス) id: 9aaa9f3c1a (このIDを非表示/違反報告)
あべさん(プロフ) - わんはーとさん» ありがとうございます(´；ω；｀)あいかわらずの下手くそ文章ですが、どうか完結までお付き合いください…！ (2017年7月5日 0時) (レス) id: f0c55ba8ac (このIDを非表示/違反報告)
わんはーと(プロフ) - わーい！続編だー！楽しみしてました！！じっくり読ませていただきますね！(*^^*) (2017年7月5日 0時) (レス) id: 245da36182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あべさん | 作成日時：2017年7月4日 22時
