気晴らしでもしませんか 02 ページ31
「なかなかに美味いものだな！」
「まあ万人ウケするように作られてるからね。こういうのは手軽に食べれるし、人気だよ」
「なるほど……次から注文の際困らないようにメモを取っておく！」
「……」
もうスルーしよう。彼はこういう人間なのだ
「食べ終わったらどうするかとか決めてる？」
「ああ、その点に関しては………ちゃんとぷらんをたててあふ」
もきゅもきゅと詰めれるだけハンバーガーを口に詰め、しっかりと噛みしめるアーミーくん。キリッとした表情ではあるが、頬はリスのように膨らんでいる
「A、今日はとことん付き合ってもらうぞ」
「うん」
こうして、少し世間知らずなアーミーくんとの、ドキドキワクワクなお出かけ(？)はスタートを切ったのだ
ーー
「くっ、なんという騒音だ……！なぜこんなにも長時間ここにとどまれるのだ…！」
「ほら、向こう行こうよ。あそこなら少し静かだよ」
次に来たのはゲームセンターだ。もちろんアーミーくんは初めてゲームセンターに入る
「む、なんだあれは！」
アーミーくんが指差したのは、マリンカートというレースゲームだった
「ああ、あれはゲーム内のコースを自分で選んだカートでレースするゲームのアーケード版だよ。ハンドルとかついてるからリアルなんだよね。アイテムとか出てくるから楽しいよ」
「よし、やるぞ！ワガハイは必ず勝利してみせる！」
「はいはい」
100円玉をゲームに入れると、カードは使わずに、ゲストプレイで対戦することにした。もうこの時点でアーミーくんはちんぷんかんぷんである
「カードとはなんだ？支払いが現金の代わりにできるのか？」
「違う違う。ゲームのデータや記録を残しておくために必要なカードだから、とりあえずなくても遊べるよ」
「む、なるほど……」
するとカートを選ぶ画面になったので、私はアーミーくんに解説を入れる
「ここに性能が表示されてるから、自分で好きなの選んでね」
「このハンドリングというのはゲームでも反映できるのか？」
「うん。アクセルとかブレーキ使って一応ドリフトきかせられるよ」
「そうなのか、凄いな」
アーミーくんはそう言って、ハンドリング重視のカートを選ぶ
私もそれと同じカートを選び、コース選択に移る
「どこがいいのだ？」
「うーん、ランダム選択あるからそれにしない？」
「ほう、そんなのもあるのか」
そんなこんなで、ついにレーススタートのカウントが始まる
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あべさん(プロフ) - ありがとうございます(´；ω；｀)！ (2017年7月5日 20時) (
レス) id: f974a3e7c6 (このIDを非表示/違反報告)
おみ - 続編...！ありがとうございます！！(。´Д⊂) (2017年7月5日 18時) (レス) id: 9aaa9f3c1a (このIDを非表示/違反報告)
あべさん(プロフ) - わんはーとさん» ありがとうございます(´；ω；｀)あいかわらずの下手くそ文章ですが、どうか完結までお付き合いください…！ (2017年7月5日 0時) (レス) id: f0c55ba8ac (このIDを非表示/違反報告)
わんはーと(プロフ) - わーい！続編だー！楽しみしてました！！じっくり読ませていただきますね！(*^^*) (2017年7月5日 0時) (レス) id: 245da36182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あべさん | 作成日時：2017年7月4日 22時
