気晴らしでもしませんか ページ30
「どこに行くの？」
私は先を歩くアーミーくん尋ねる
「ついてからのお楽しみだ」
「えー」
一体どこへ連れて行かれるのだろうか……
バスに乗って、3つくらい進んだところでバスを降り、また少し歩けば、私達は超大型のショッピングモールに来ていた
「気晴らしでもしないか、A」
ーー
「うわあ、すごい……」
こんなに大きなショッピングモールがあるなんて知らなかった
「とりあえず食事を摂ろう。何か希望はあるか？」
「私なんでもいいかな。アーミーくん何がいい？」
「ふむ、そうだな………ハンバーガーとやらが食べてみたい」
え、とやらって、食べたことないの？
「いいけど……大丈夫？」
「何がだ？」
いや、家のことやら何やらが…
しかし、ハンバーガー初心者となると、注文の際ちんぷんかんぷんになりそうだが、その点に関しても心配である
「行くぞ、目指すはイカスバーガーだ！」
ルンルンとはしゃぎながら私の手を引くアーミーくん。まあ楽しそうで何よりだが
ーー
「な、なんだ……いったい何が違うと言うのだ…！」
「やっぱこうなるか…」
クリスプとフィレオは何が違うのだ！？全く同じ見た目ではないか！と叫ぶアーミーくんへ視線が集まり、さらに視線が視線を呼び、店内は軽く混乱状態である
「アーミーくん嫌いなものある？」
「……特にはないが…」
「じゃあ私決めちゃっていい？」
「頼んだ」
キラキラとした視線を向けられ、私はダブルチーズバーガーのセットを二つ購入した
ドキドキと席で待つアーミーくんは、なんだかいつもの様子からは想像がつかないほど幼く見えた。いや、いい意味でだ
「すまん、こういう場所にくるのは初めてなのだ………代金は払う、いくらだ？」
「いいよいいよ、安いし」
「安いのか？いや、そういう問題ではない！ワガハイはAに何か食わせてやりたいのだ！ワガハイが奢られてどうする！」
「ええ………」
ぬおおおおと頭を抱えるアーミーくん。そんなたかが500円程度で…
「じゃああとでなんか買ってよ。これでいいんじゃない？」
「む、そうか。ならばそうしよう。そしてこれはどう食べるのだ？」
そこからか……
私はフォークもナイフも使わず、手で食べるということを教えて、ポテトに手を伸ばすが、その様子をまじまじと見られ、なんだか落ち着かない
「………冷めるよ？」
「む」
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あべさん(プロフ) - ありがとうございます(´；ω；｀)！ (2017年7月5日 20時) (
レス) id: f974a3e7c6 (このIDを非表示/違反報告)
おみ - 続編...！ありがとうございます！！(。´Д⊂) (2017年7月5日 18時) (レス) id: 9aaa9f3c1a (このIDを非表示/違反報告)
あべさん(プロフ) - わんはーとさん» ありがとうございます(´；ω；｀)あいかわらずの下手くそ文章ですが、どうか完結までお付き合いください…！ (2017年7月5日 0時) (レス) id: f0c55ba8ac (このIDを非表示/違反報告)
わんはーと(プロフ) - わーい！続編だー！楽しみしてました！！じっくり読ませていただきますね！(*^^*) (2017年7月5日 0時) (レス) id: 245da36182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あべさん | 作成日時：2017年7月4日 22時
