空白 13 ページ16
※吐瀉表現あり。苦手な方は飛ばしてください
「チッ、次から次へと……ッ！」
「ライダー、キリがない。インクじゃダメだ」
「………使うか」
「ああ」
10人は居ようか、雑魚どもに囲まれ、ヒーローシューターでそいつらをキルするが、一向に片付かない
俺はアーミーの作った特殊ゴーグルをつけると、ポケットから''閃光弾''を取り出し、部屋の中心へ投げる
「ぐあっ」
「目がッ」
「よし、逃げるぞ！」
「くそっ、見えてなくても構造は理解してる！二手に分かれて探せ！」
そういうと男どもは一斉に部屋から出て行った
「バカが」
「バカだな」
逃げろとは口では言ったものの、実際には部屋の隅に息を潜めて全員が出て行くのを待っていたのだ
「よし……ここから右をまっすぐ進めばラスのいる部屋だ…行くぞ」
俺はアーミーに続いて走り出した
ーー
「………ぅ、ええっ…」
胃袋に収まっていたものが口から吐き出される。最後に食べたのはなんだったか……ああ、焼き鳥か。ハイボール飲んでたっけ
ツンとした臭いが広がり、腹の痛みはなくなるどころか強くなって行くばかりだ
「きったね、吐いてんじゃねえよ」
お前が殴ってるからだろうが、なんて言ったら殺されちゃうんだろうな
「ぐっ、ふ………」
苦しい、苦しい
早く終わってくれ
「さて、やられてなければそろそろ来るんじゃないかな？あいつら」
「はあ………はあ…」
「そしたら、とりあえず口ゆすごっか」
こいつは急に態度を変える時がある。そういう時は決まって必ずこの後嫌なことが起こる
しかし、逆らうわけにもいかないので、渡されたミネラルウォーターで口をゆすぐ
「終わった？よしよし」
背中を優しくさすられる。嫌だ、触るな
「じゃあ、ちょっと待ってね」
そう言ってラスはニッコリと笑った
ーー
「う………アーミーさん、ライダーさん…！」
よろよろと正面から歩いてくるあめだま
「あめだま！無事か！」
「なんとか……でも、Aさんが、私の代わりになって…」
「チッ、行くぞアーミー！」
「待て！先に行け。ワガハイはあめだまを安全な場所へ連れて行く」
そう言ってあめだまに肩を貸すアーミー
「早くしろよ」
「分かっている」
「ライダーさん……」
「あ？」
「絶対、Aさんを助けて…！」
「……言われなくてもそのつもりだ」
俺はその部屋まで一直線に駆け出した
ーー
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あべさん(プロフ) - ありがとうございます(´；ω；｀)！ (2017年7月5日 20時) (
レス) id: f974a3e7c6 (このIDを非表示/違反報告)
おみ - 続編...！ありがとうございます！！(。´Д⊂) (2017年7月5日 18時) (レス) id: 9aaa9f3c1a (このIDを非表示/違反報告)
あべさん(プロフ) - わんはーとさん» ありがとうございます(´；ω；｀)あいかわらずの下手くそ文章ですが、どうか完結までお付き合いください…！ (2017年7月5日 0時) (レス) id: f0c55ba8ac (このIDを非表示/違反報告)
わんはーと(プロフ) - わーい！続編だー！楽しみしてました！！じっくり読ませていただきますね！(*^^*) (2017年7月5日 0時) (レス) id: 245da36182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あべさん | 作成日時：2017年7月4日 22時
