空白 12 ページ15
『あめだまさあ、俺が気づいてないとでも思った？姉の復讐しに来てんのなんてバレバレ』
モニター越しにラスがそういい、倒れるあめだまの背中をグイ、と踏みつける。あめだまは苦しそうな声を上げる
『ラス、やめて、お願い…！』
『なんで？』
「チッ、クズが…」
「フン、調べた通りの下衆野郎だ。ライダー、このままだと無傷で帰るのは無理そうだ………武器の使用を許可する。なんとしてでもA、あめだまの両名を保護し、脱出だ」
『あはは、怒ってんの？』
『っ、二人とも、この部屋は…………地図の一番端に描いてあります……！Aさんだけでも、早く助けに……あああっ』
『うるさいなあ、そろそろ黙らないと殺すよ？』
ラスはさらに力を込めてあめだまを踏みつける
「あめだま！待っていろ、すぐに向かう！」
『いいや、無理だよ。おい、お前ら。早くあの2匹潰してこい』
ラスはそういうと、こちらに向かってニッコリと笑い、モニターの電源が落ちた
それと同時に、部屋に1数人の男達がなだれ込んで来た
「クソ、雑魚どものお出ましか」
「仕方ない。なるべく速く片付けるぞ」
「わかってんだよ…！」
ーー
「あめだまちゃん！」
「わたし、は、大丈夫です…！」
「そう？ならもう少し力込めるね」
「ーーーッ！！」
「ラス！やめて！私が代わりに受けるから！」
「ほんと？やっとAから僕のところに来てくれる気になったの？」
ラスはそういって乱暴にあめだまちゃんを投げると、私に早歩きで近づく
思わず目をつぶり、一歩下がってしまう
「ぐっ……Aさん、ダメです……！」
「あめだまちゃん、大丈夫だから………ラス、お願い、あめだまちゃんだけ逃がしてあげて」
「……いいよ。キャンディはあいつらにくれてやるか」
そういってあめだまちゃんを部屋の外へ放り出すラス。あめだまちゃん…………
「さて、僕のお菓子がなくなっちゃったから、Aが代わりになにかくれないといけないね」
もういい、こうなったら腹をくくろう
ラスは、私がいればきっと他の人には手を出さないはずだ
「…………」
目を瞑ると、酷く愉快そうな顔をしているだろうということが、見なくても分かった
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あべさん(プロフ) - ありがとうございます(´；ω；｀)！ (2017年7月5日 20時) (
レス) id: f974a3e7c6 (このIDを非表示/違反報告)
おみ - 続編...！ありがとうございます！！(。´Д⊂) (2017年7月5日 18時) (レス) id: 9aaa9f3c1a (このIDを非表示/違反報告)
あべさん(プロフ) - わんはーとさん» ありがとうございます(´；ω；｀)あいかわらずの下手くそ文章ですが、どうか完結までお付き合いください…！ (2017年7月5日 0時) (レス) id: f0c55ba8ac (このIDを非表示/違反報告)
わんはーと(プロフ) - わーい！続編だー！楽しみしてました！！じっくり読ませていただきますね！(*^^*) (2017年7月5日 0時) (レス) id: 245da36182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あべさん | 作成日時：2017年7月4日 22時
