元ヤンさんは、モブになりたい。 ３冊目

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おぅふ……
ただいま昼休み〜昼休み〜
ご乗車ありがとうございました←←







さてさて、パンを〜食べたいけど〜購買混んでるかもだからやだ〜
弁当作れば良かったな〜






太宰『A』


貴女『おぉわぁ！？あ、太宰君。これから太宰君もお昼にするの？』


太宰『うん。ねぇもしよかったらさ、一緒に屋上で食べないかい？』









いいいいいいいいんですかぁぁ！！？
ファンクラブとかの目に付いたらぶっ殺されそうだけど…………まぁ前に一泡吹かせてんだよね、何とかなるか！





それに太宰君の機器察知能力なら……





太宰『A？』


貴女『ハッ！……あ、すんません！えっと……私でよければ……』


太宰『ふふっ、じゃあ行こうか』









なんかこういう時、羨ましいなーとか、太宰君女子の扱い慣れてるなーとか思う。









つーか太宰君背高くね？←今頃か









でも、本当に私なんかでいいのだろうか。








思い返せば本来は、モブとしての扱いで、私が太宰君や中原君、川奈さんと接することなんてなかったはずだ。









今の生活は楽しい。





でも、この生活は正しいのだろうか。





どこかで間違えてはいないのだろうか。









この時からもう、私の心は不安定になっていた。

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