元ヤンさんは、モブになりたい。

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貴女『山田君！ありがとう！』


山田『いえいえ、僕もちょうど仕事探してるところだったから』





ほら！こういうところカッコいいですよね！





性格ならめちゃめちゃモテると思うんですが。
ちなみに私、彼のこういうところとても魅力的だと思いますよ。





そして都賀と山田は道具を取りに行った。









貴女『わお、結構多いね』


山田『２人来て正解だったね』







ほんとそれなですよ山田君。
君がいてくれて良かった。(イケボで言いたい)









山田『僕こっち持つよ』


貴女『え、でもそっちの方が重そうじゃ……』


山田『大丈夫。都賀さんは、こっちお願いしていい？』


貴女『分かった、ありがとう』









貴女『おぉ……なんか教室まで遠いな……』


山田『あはは、僕もそう感じるよ……』


貴女『ごめんね山田君、わざわざ手伝ってもらっちゃって』


山田『いやいや、あのクラスにいるのが少し気まずかっただけだから』









あのクラス────あの３人組か。
なるほど、納得！←







山田『あ、えっと……唐突なんだけどさ』


貴女『ん？』


山田『都賀さんと、志賀君って付き合ってるの？』


貴女『んー…………なぁぁぁ！！？』←


山田『ご、ごめん変なこと聞いて！』


貴女『あ、いや、こっちこそごめん。付き合ってはないかな』


山田『あれ？そうなの？』


貴女『うん。志賀は幼なじみだよ。私友達少なくてね』


山田『へぇー、意外だな。僕も友達少ないんだけどね』


貴女『山田君も友達だよ、こんなに優しい友達いるんだもん』


山田『あ、ありがとう……！』









あぁ、ほんと昔より成長したな。









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自分の成長をまるで母親のように喜ぶ
都賀Aであった。 by駄作者


貴女『台無しだ駄作者ァァ！！！』

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