元ヤンさんは、モブになりたい。

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太宰『ごめんね、頼ることが出来なくても、辛かったら辛いって言ってほしかっただけなんだ』


貴女『…………！』


太宰『私は元気な君が１番いい。でも、無理しているのは１番嫌なんだ』


貴女『………………』







太宰君の言ってる事、今ならちょっとわかる気がする。





別にモブとして生きていいけど←これ大前提



周りに頼ることが大事。
今日助けてくれた太宰君と中原君も、
志賀や山田君のように…………





ちょちょちょい待て！いきなりそれはハードルが高いぞ！！






まぁでも、とりあえず今回のことについてはお礼を言わなくては！！






貴女『ありがとうございました』


太宰『敬語じゃなくていいよ。あと、君も私のことを名前で呼んでいいから、私も君のこと呼び捨てで呼んでいいかい？』


貴女『お、あ、え！？あ、私のことならどどどうぞ！！』


太宰『ありがとう。君は？』


貴女『わ、私は慣れるまで太宰君にしていただきます…………』





一生慣れねーだろうけど←




つーか、私モブとして生きてるわけだが……………
(それ数えられないぐらい聞いたが)←




私の下の名前なんて分かるのだろうか。←



下の名前で呼ばれることなんて、あ、でも志賀が呼んでくれてるからそんなに違和感は……




太宰『じゃあ教室戻ろうか、A』




あ、アカン…………これはアカン！！！←
てか下の名前知ってたんだ……←

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