元ヤンさんは、モブになりたい。

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時間的には今は準備。






廊下を歩けばどこのクラスも準備に取り掛かっている。





めんどくさいですね、あの３人組見られるのはいいんですけど、他クラスからも来るからいろいろ嫌なんですよねモブとしては。






『似合ってるね、着物』


貴女『え？ありがとうござ………うわぁぁ！？』


太宰『そんなに驚く？』


貴女『あ、いや、えっと……すみません』


太宰『ふふっ、まぁ謝らなくていいけどね』









なななんと！八千円相当プレゼ……ちげぇよそっちじゃねぇよ←



※２回目
なななんと！あの３人組の１人、太宰治様が今目の前におりますよ皆さん！！
太宰推しの方、神が降臨してますよ！








うっわぁ間近で見るとほんと美形！
同じ次元にいるのが信じられない。
最後に話したのはいつだったかな？←









太宰『どうしたの？ぼーっとしてるようだけど、体調悪い？』


貴女『あ、いえいえ、あのそのようなことは、なくてですねぇ…………！？』


太宰『…………？』







ま、周りの…………女子の視線が痛い。




まずい……太宰ファンクラブの人達だ。
この学園を代表するモブ、都賀A！
大ピンチでございます！





でもこういう時は…………逃げるが勝ち！←





貴女『あ、あの……私教室戻らないといけないんで……それじゃ……』







半ば逃げるようにして立ち去った。





さすがにあの美青年前に無視して逃げるっていう選択肢はないからね！？

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