memories 陽だまりの中で (ページ1)

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first prologue ページ1

２年Ａ組出席番号１
芥川龍之介

２年Ａ組出席番号１３番
佐々木A

この２人は特に打ち明けている存在である。

芥川龍之介、彼は元は施設にいた。

その施設では暴力は日常茶飯事。
蔑む目を幾度も向けられて生きてきた。

彼は今も尚いじめられている存在ではあるが、
Aには少しだけ心を許している。

そして、今施設にはいない。

何故ならマフィアの幹部

太宰治と中原中也に拾われたからである。

２人は彼を保護という形で引き取った。

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担任『えー、明日は授業参観になります。放課後は保護者の方の集まりもありますので、保護者の方にも伝えてくださいね』

貴女(授業参観…………うちは来れないって言ってたから良かったけど…………)

芥川『………………』

貴女『芥川君の親は来るの？』

芥川『いや、まだ話していない』

貴女『エッ！』

芥川『今日、話そうと思っている』

貴女『そうなんだ』

彼は芥川龍之介。私の隣の席の男の子。

男子のリーダーグループからいやがらせを受けているが、彼自身は頭も良く、運動神経もそれなりにいい。

それにこの容姿だ。影では騒いでる女子もいるし……(特にバレンタインとかヤヴァイ……)

まぁそれはさておき、さてと、芥川君の親……
見たことないけど…………。