星に願いを______ R.Y

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侑李side



涼介の様子がおかしい。



それも最近じゃない。



たしか、3ヶ月くらい前から。



簡単なダンスでもすぐにばてる涼介。



そのせいでみんなについてこれなくて、
最近はずっとセンターを
降ろされていた。



今日のダンスはとびきり簡単なのに
開始5分で涼介は辛そう。



ｷｭｯｷｭｯｷｭｯｷｭｯ



振付師「ストップ、ストップ！」



急に振付師さんのストップがかかった。



振付師「山田、付いてこれてないぞ。」



涼介「すいませんｯ」



振付師「まだ始めて5分だぞ？」



涼介「はいっ、」



振付師「はぁ、何度センター降ろされたいんだ。

もういい、山田と知念交代。」



僕!?



「ぇ、は はい、」



昔はセンターが欲しかった。



でも今、JUMPのセンターは
涼介にしか務まらない。



そう思っている。



努力家で責任感が人一倍大きかった涼介。



きっと涼介はなにか隠してる。



ﾊﾞﾀｯ



レッスン室に大きな音が響いた。



「りょう、す け...？」



視線の先には倒れている涼介の姿があった。

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