記 憶

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次の日。


俺は普通病室に移動になった。


今日はみんな仕事があって
来ないみたい。


一応、俺は事故にあった。

って感じで活動休止になっている。


「はぁ、」


１人の病室に小さなため息がひとつ。


俺、どうなるんだろう。


俺なんか死んじゃえばいいのに。


死んで、消えちゃえばいいのに。


ﾎﾟﾛｯ


「大ちゃんｯ...

うぅ、

ﾋｯｸﾞ ｸﾞｽｯ」


本当は話したい。


だけど、これは大ちゃんが
幸せになるためにやったんだ。


俺が我慢すれば
大ちゃんと知念が幸せになれる。


だから、


俺が我慢しなきゃ、


しなくちゃいけないんだ。


でもこれが誰かに
聞かれてるなんて思ってもなかった。

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