破壊 ページ7
『え、いーの?反撃して』
「なめてるか」
少し嘲笑いながら男に聞くと予想通りの答えを出してくれた。完全に僕が弱いヤツだと思い込んでいる証拠だ。
仕方ないね
見せてあげる
『破壊』
「が⋯ッ」
その瞬間男の腹部が円状に貫かれた。その傷からは向こう側がはっきりと見え、男の仲間は怒りと驚きで満ちた顔をしていた。
『んま、殺す気は無いから治してあげる』
すかさず男に手をかざす。とみるみる傷口は塞がり、さっきまでの重症が嘘のようになっていた。
「お前⋯ワタシに何⋯したね?」
口についている血を拭って男は聞いてきた。
『簡単なこと。破壊した。腹部をね。だけど殺す気は無いから治してあげただけ。』
にっこりと僕は笑ってみせる。けど仮面で多分顔は見えていない。よく見ると男は僅かにながら冷や汗を書いているようだった。
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アザノさん(プロフ) - なるほど、確かにそうですね汗 改変しておきます^^* (2018年1月24日 21時) (レス) id: 78f24975ac (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - すみません!改善していただきありがとうございます!ですが、170cmで50kgだとほぼ皮と骨だと思うのでもう少し体重があった方が良いと思います! (2018年1月24日 21時) (レス) id: 45e56d763b (このIDを非表示/違反報告)
アザノさん(プロフ) - まなさん コメントありがとうございます^^言われてみれば確かに軽すぎますね汗 作っていたのが深夜であったので打ち間違えていたのかも知れません 改善させて頂きますね!アドバイスありがとうございました! (2018年1月22日 20時) (レス) id: 78f24975ac (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 体重軽すぎません? (2018年1月22日 20時) (レス) id: 45e56d763b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アザノさん x他1人 | 作成日時:2018年1月15日 0時