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"米" メタボ。 ページ13

ぐしゃぐしゃと紙が丸まる音。




「…アル、静かにして。」



「すまないんだぞ!でも食べたいし…。」




人の部屋でハンバーガーを食べるこの男は友達のアルフレッド。



そんなに食べていたら太るぞ、今でも充分メタボなのに。





「こら、ハンバーガー没収するよ。いいの?」



「だ、ダメだぞ!俺のハンバーガー!!」





足をばたつかせるな。床が抜ける。





「やめて、アル。子供じゃないんだから。」



「……。」




とうとう項垂れてしまったアル。私は何も知らない。



彼が食べ過ぎるから、注意してあげてるだけだ。




「あのね、アル。私はアルのために注意してるの。わかる?



これ以上メタボにならないように。」




「…うっ……。」





まあ、彼は運動をしているから筋肉がついて体重が増えているのだろうけど。



食べることは良いことだけどね。





「あ、じゃあ!」



「…?」




大きな声を出すと、アルはパッと顔を上げた。




「和食を食べてダイエットしようよ!」



「それは前に日本の家でやったぞ。」



「え………。」





なんだ、やったことあるのか。



それならば………。






「もう知らない、勝手に太って。」



「え!?ひ、酷いんだぞ!!」





もうアルなんて知らない、ばかぁ!!






後日私は、ダイエットの方法をネットで調べた。



──
アメリカさん書きにくい。

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作者名:みずりんろーる | 作成日時:2017年4月11日 14時

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