兄もアレなら妹もアレ【白鳥沢】

40 アレって言うな ページ41

ん？ん？


私の記憶よ蘇れ


昨日何があったかを。



「お、目が覚めた？意外に早いなぁ」



なんで、なんで、私の寝てる隣に…




瀬見がいるわけ！？しかもここ女子部屋！！



「獅音！！！！！！ヘルプー！ヘルプだよ！」



「ちょ！ちょっと待て！話聞け！！」



朝起きたら隣に瀬見の姿があった



「昨日のこと覚えてないのか？」



え、昨日のこと？若利と天童で練習して、、


その後シャワー浴びて部屋に戻って寝たはず



！！？



「もしや！瀬見と私はふしだらな事を！」



「やってない！残念ながら。」



残念がるんだ笑笑



「昨日なお前が心配でここに来たんだよ」



なぜに？


「とにかくな！何もしてねぇぞ俺は！」



「ホントかよォー」



「するか！！//

する時はAと付き合ってからだ！」



「ふーん、あそ。で、なんで寝てたの？」



問題はそこ！心配で部屋に来てなんで私の隣？



「はぁ…覚えてねぇんだな」



「さぁーせん」



「部屋に行ったら

寝ぼけてるAが抱きついてきたんだよ。」



！！？あらま！！私ってなんて大胆！



「んで、そのまま寝てしまったって訳だ」



そんなことある？



私ってそんな事するの？無意識に？



そんな訳ないじゃー……そう言えばあるわ。



疲れて寝たら無意識に何かをやらかすんだった




「ごめん！瀬見！悪気はないんです！！」



「だろーな。

悪気があったら不細工な寝顔しねぇだろうし」



は？誰が不細工だと？？



「獅音ー獅音ー若利ー若利ー賢二郎ー賢二郎」



「ちょ！お前！ほんとに！！」



私のアル⚫ック助けて！私が傷つけられてる！



「どうしましたかAさん！


って……なぜそこに瀬見さんが？は？」



一番乗りは賢二郎。



「どうしたんだA。ん？瀬見？」


二番目は若利



「どうしたんだいA？おっと…英太？」



三番目は獅音！





「聞いて！瀬見にブサイクと言われた！！」



この3人が集まると大体皆集まってくる



「は！単品で言ってねぇだろ！」


「単品もクソもあるかよ！アホ！


顔が良いからって！人の寝顔を馬鹿にして！」



言い訳する瀬見を1発パンチ



「へぇ、瀬見さんAさんと寝たと？」


「それはいけないことだ思う」


「英太、少し事情を聞かせてもらおうかな？」




いけー！アル⚫ック！！

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