story 143 守る？ キッドsaid ページ9
まるで、気配を感じ無かった。
別に気を抜いていたわけじゃない。
にもかかわらず、この屋上に入ってから声をかけられるまで全く気づかなかった。
キ「‥黒猫さん‥ですか‥‥」
あ『あぁ』
黒猫‥‥‥
‥‥確か、どっかの組合を一人で一網打尽にしたっていう‥‥
＿＿＿それでか
キ「＿＿なるほど、それであの探偵君もいたんですね。」
あ『‥‥その様子だと、俺らのことは知ってたな？』
キ「ええ、噂は色々と聞いていましたし、彼が来ていたのには少々驚いていたもので。」
あ『へェ‥‥』
黒猫はまた笑みを浮かべる。
不気味だ。
さっきから探ってんのに全く思考が読めねェ‥
しゃーねェ‥こっちから仕掛けてみるか。
キ「それで、本日は私を捕まえに？」
こいつの目的を探るために単刀直入に聞けば、ﾌｯと口角を上げ。
あ『それも面白そうだな。
＿＿だが、今回は別の用事でな。』
そっちまで手まわらねェわ、そう言うと腰に付けていた警棒のようなものを取り出した。
思わず身構え、トランプ銃を出そうとすれば、そいつは俺のすぐ手前でｸﾙﾘと回り、俺に背を向ける。
あ『安心しな。コレをあんたに向ける気はねェよ。
あんたを捕まえる気もねェし。
‥‥‥俺が今日ここに来たのは、あんたを守るためだよ、キッド。』
‥‥俺を、守る？
何から、そう問おうとしたが必要なかった。
屋上の入口に人の気配。
それも一人や二人じゃねェ。
？「‥‥宝石には手を出すなと忠告したはずだ。」
先頭に立つ男がそう言い、こちらに拳銃を向ける。
‥‥‥聞き覚えのある声だった。
もしかしてコイツら、昨日公衆電話にかけてきた奴らか‥‥？
あ『俺は、コイツらからキッド‥あんたを守るために来たんだ。』
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茉凪 - おはようございます(*^^*) だいぶお久しぶりです？ 今気が付いたのですが。。。 パート4の誰々目線の所sideが全てsaid表記になっていますよ？ (2023年4月14日 9時) (
レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
山��あみい - とても面白かったです (2021年10月29日 19時) (レス) @page41 id: 93b6a44a11 (このIDを非表示/違反報告)
晴空 - リクエスト締め切らせていただきます！リクエストしてくださった皆さんありがとうございました！また機会があればよろしくお願いします！ (2017年9月22日 9時) (レス) id: 5fb64d8e41 (このIDを非表示/違反報告)
晴空 - 夢巫女さん» リクエストありがとうございます！続編までの数が残り少ないので満足していただける内容になるか分かりませんが、私の文才力全開で書かせていただきます( ｀・ω・´)ﾉ (2017年9月22日 9時) (レス) id: 5fb64d8e41 (このIDを非表示/違反報告)
夢巫女 - リクエストってまだ大丈夫ですか？新一の夢の中で、夢主とイチャイチャして、目が覚めた新一がいつかこうなれば、みたいに考えるのはどうでしょうか？イチャイチャの内容はお任せします。 (2017年9月20日 19時) (レス) id: 6cc7262479 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴空 | 作成日時：2017年4月22日 9時
