探偵の相棒は黒猫少女5【名探偵コナン】

story 217　脳内テンション ページ47

小「＿＿なんだとォ！？桜さんが伊勢三郎！？」







　なんとか無事に山能寺に到着した私達三人。



　すでに小五郎さん達は戻ってきていたようで、流れでそのまま桜古美術店でのことを話すことに。



　書斎から義経記が見つかったこと、

　その義経記に源氏蛍のメンバーである伊勢三郎の名が書かれていたこと、

　そして義経記には例の絵のコピーが挟まれていたこと、



　この三点を話終えたところで冒頭に至る。





　‥‥ってか、小五郎さん声デカイ耳割れる‥







平「あぁ、あの人は源氏蛍のメンバーや。」







　服部がそう答えると「ちょっと待てよ‥‥」と何やら考え始める小五郎さん。



　何だろ‥珍しくなんか思いついたのかな？







小「まさか‥！？」







　お？







小「まさか‥次は抜けてる【五】の付く俺じゃあ‥！？」







　‥‥はい？







　何言ってんのこの人。と喉まで出かかって止めた。あぶないあぶない。







　えーと？、あー‥つまり、

　今までに殺害された源氏蛍のメンバーの名前が、

　駿河次郎
　伊勢三郎
　備前平四郎
　亀井六郎
　鷲尾七郎
　片岡八郎

　と、それぞれの名前に数字が入っていて、その内抜けてる【五】が毛利小五郎の"五"だと、言いたいのかな？この人は。







　いや何言ってんのこの人。



　何でその発想に行き着いた、なに、犯人に狙われることでもあんの？



　ほんと‥少し、ホント少しでいいから推理力を、いや常識力でいいから身につけてください。切実に。







あ「‥‥」







　‥‥と、声に出さずに、笑顔で、無言で、その言葉を受け流した私をどうか誰か褒めてください。







新「‥‥‥」







　おいコラ新一なに、うわ‥みたいな冷めた目で見てんだ。私だって好きでこんなニコニコ笑顔浮かべてんじゃないんだよ。



　‥ってかもう服部のやつ「はぁ？」って言っちゃってるからね！？私必死に堪えてんのに！ズリイぞ服部！！！







・





・








　以上、荒れてる柏木Aの脳内でした。



　いやー深夜のテンションって怖いね。

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