story 175 ご紹介 ページ4
竜「おぉ、毛利さん!
遠いところよーおいでくださいました!
私、お電話を差し上げた竜円です。」
タクシーを降りてすぐのとこにあった三能寺という寺。
そこに入って一番に出迎えてくれたその人‥竜円さんが今回の依頼人らしい。
私達に一礼した彼は後ろにいた四人の男性の紹介をし始めた。
竜「ご紹介します。
住職の円海です。」
優しげな笑みを浮かべて一礼する円海さん。
うん、すごい優しそうだ。
竜「こちらの3人はうちの檀家の方たちです。
__桜正造さん。
寺町通りで古美術店を営業してます。」
桜「あんたが話題になっとる毛利小五郎はんかァ‥」
小「いや〜それほどでm「おお!君もしかして、高校生探偵の工藤新一君か!?」‥‥え?」
小五郎さんに向いてたはずの桜さんの視線は、いつの間にか私の隣にいた新一に向いていた。
新「え‥あ、はい。」
桜「やっぱりそうか〜。君の活躍はよく新聞で拝見しとるよ。これからも頑張りたまえ!」
新「は、はい!ありがとうございます!」
さっきまでダウンしてた顔はどこへやら。
すごい嬉しそうだ。
横で「ケッ、ただの高校生のガキだろうが‥」とかなんとか言ってた迷探偵さんは取り敢えずほっておこう。
竜「__お隣が能の水尾流の若き創芸、水尾春太郎さん。
そして、__古書店をやってはる西条大河さん。」
西「よろしゅう頼みます。」
円「まぁ、檀家と言うより剣道仲間ですなァ。」
小「は〜ぁ、皆さん剣道を。
それでご住職も矍鑠としてらっしゃるんですなァ。」
剣道、か。どーりで、皆さん凛とした佇まいなわけだ‥‥
小「ところで、このお寺には12年に一度だけ開帳される秘仏があるそうっすなァ?」
円「はい。」
蘭「明々後日から一般公開ですよね?
私達、それも楽しみにして来たんです!」
円「それはそれは。薬師如来様もお喜びになることでしょう。」
竜「‥‥‥」
あ「‥‥?」
穏やかな笑みを浮かべながらそう言った円海さんとは反対に、どこか浮かない表情の竜円さん。
どうしたのだろうか。
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茉凪 - 物語一気に読んじゃいました。 沢山の、いやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでしたm(._.)m (2023年4月15日 1時) (レス) @page50 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
茉凪 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 story 216 伊勢三郎のここの部分 半分に織られていたそれを開くと‥‥ これ正しく半分に折られていたではないんでしょうか? (2023年4月15日 1時) (レス) @page46 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
茉凪 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 story 213 事件の詳細はのここの台詞 「その3人とも、桜さんや蘭達が出ていった後で、一度ずつトイレに行ってたね。」 これ正しくは一人ずつトイレにではないんでしょうか? (2023年4月15日 0時) (レス) @page43 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
茉凪 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 story 210 認めないのここの部分 仰向けになり真っ黒な空に淡い光を照らす月や星達を眺めながら自分に頬をそっと触れれば、指先にすぐに伝わる熱。 これ正しくは自分の頬にをではないんでしょうか? (2023年4月15日 0時) (レス) @page40 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
茉凪 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じくstory 205 幕開け NO sideのここの部分 暗いその部屋には布団が一つ強いてあるだけで、寝ているはずの桜の姿はどこにもない。 これ正しくは布団が一つ敷いてあるではないんでしょうか? (2023年4月15日 0時) (レス) @page35 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴空 | 作成日時:2017年9月27日 10時