story 191 鬼ごっこ開始 ページ20
あ「ハァ‥ハァ‥ハァ‥」
行きの倍速いスピードで山を駆け下りる。
新一が少し前を走っていて、目的の人物は更に前を走っている。
相手はこの山に慣れているのか、何の躊躇いもなく何百もの段差を駆け下りている。しかも速い。
このままじゃ‥逃げられる、そう思い周囲を見回す。
あ「‥‥!」
大木が、下に向かって倒れているのを見つけた。
これなら‥いけるッ!
階段の道を逸れて大木めがけてジャンプする。
あ「__っと、」
なんとか大木の上に着地。でも安堵してる暇はない。
そのままスノボで雪を滑るように下に下りていく。
大木の終わり‥先端まで来たので、滑る勢いをそのままに上に飛び、枝を一瞬掴みそのまま前へ。
この時点で既に前にいた新一を追い越していたので、「なっ‥いつの間に!」と彼は驚いていた。
ま、今は止まっている暇はない。さらに連続ジャンプで一気に山を駆け下りる。
平「牛若丸みたいな奴ちゃな‥」
新「あいつまたあんな無茶しやがってッ!」
よし、だいぶ距離が縮まった‥!
これなら西門出た所で追いつける。
そう思っていたが‥‥
ブロォンンン
あ「あっ!?‥待てッ!」
先程気になっていた青色のバイクにそいつはまたがり、物凄いスピードで発進していった。
あ「くっそッ!」
平「柏木!」
「えっ‥」と振り向いたら時には真横をバイクで走り抜けていった、服部と新一。
‥‥て、
あ「ちょ、まっ‥君らズルイ!!!」
新「先行ってんぞ!」
それだけ言い残し、カーブの続く道へと消えていった。
ったく、私の苦労を返せ!
そうぶつくさと言いながら私もヘルメットを被り、バイクにまたがった。
ブロォンと大きなエンジン音をたてて発進し、一気に加速する。
リアル(バイク)鬼ごっこの開始だ。
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茉凪 - 物語一気に読んじゃいました。 沢山の、いやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでしたm(._.)m (2023年4月15日 1時) (レス) @page50 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
茉凪 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 story 216 伊勢三郎のここの部分 半分に織られていたそれを開くと‥‥ これ正しく半分に折られていたではないんでしょうか? (2023年4月15日 1時) (レス) @page46 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
茉凪 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 story 213 事件の詳細はのここの台詞 「その3人とも、桜さんや蘭達が出ていった後で、一度ずつトイレに行ってたね。」 これ正しくは一人ずつトイレにではないんでしょうか? (2023年4月15日 0時) (レス) @page43 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
茉凪 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 story 210 認めないのここの部分 仰向けになり真っ黒な空に淡い光を照らす月や星達を眺めながら自分に頬をそっと触れれば、指先にすぐに伝わる熱。 これ正しくは自分の頬にをではないんでしょうか? (2023年4月15日 0時) (レス) @page40 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
茉凪 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じくstory 205 幕開け NO sideのここの部分 暗いその部屋には布団が一つ強いてあるだけで、寝ているはずの桜の姿はどこにもない。 これ正しくは布団が一つ敷いてあるではないんでしょうか? (2023年4月15日 0時) (レス) @page35 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴空 | 作成日時:2017年9月27日 10時