魔法少女になりたい【S.Daisuke】 (ページ18)

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鈍感男は嫌いページ18

『この子は俺の彼女です！』

何が楽しくて私は気になる人に彼女紹介されてんだ

今日は気持ちいい日曜日の朝！だったはずなのに

珍しく早起きしたからウィンドウショッピングしてたらたまたま向井くんに遭遇

ドキドキしてたら女の子が近づいてきて向井くんが私のことを女の子に『この方はいつもお世話になっとる俺の同僚の岡崎さん！』と紹介をしてくれた

それからご丁寧に私に女の子を紹介してくれた

それで最初にもどる

は？

彼女？

｢じゃっじゃあ、お邪魔しちゃ悪いから…｣

『えっ！もう行っちゃうんですか…？』

そういうとこだよ向井くん！思わせぶりな態度とるから私みたいな恋愛ビギナーが引っかかるんだよ！

ちょっと彼女さんも何か言ってよ！

｢そうだ！お茶しません？会社での康二の様子とか聞いてみたいし！｣

彼女さんも元気たっぷり可愛らしいし向井くんが惚れるのも分かるわ

｢だめですかね…？｣

うっ、その目やめて私の良心が痛むから！

｢ごめんなさい今日はちょっと…｣

『そうですか…』

｢いや！ほかの日だったら全然大丈夫だから！ね？また誘ってください｣

途端に笑顔になるこじこじカップル

かんわいいったらありゃしないけど…図太い私でも流石に傷心