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❄︎ ページ2
—You side—
『…じゃあ､また遊ぼうね〜!』
久しぶりにお友達に会って遊べた今日
帰りも少し寄り道してこうかな
《あれ?A､あの人手振ってるよ
もしかしてカレシ〜⁇》
え⁇彼氏なんて私いないし…
振り返って後ろを見ると､
『えｯ､あ､あの人は友達の友達…みたいな?
私に用あるみたいだから行くね!』
《分かった､じゃね〜》
——————————————
『ど､どうしたんですか
今日は辰也いないですよ』
この人､辰也を探してるんじゃない
なんとなくそんな気がした
【え〜オレ今日はAさんに会いにきたんだよ
つっても､たまたま見かけたから来たんだけどね〜】
【だってもっと仲良くなりたいじゃん?
ふっかに内緒でちょっとお茶しない⁇】
この人､やっぱり苦手かも
特に何かされたわけでは無いし
ただの私の印象ってだけなんだけど
声が大きいのもあるし
辰也と話してる時
いっつもチラチラこっちを見て
目が合う度少し怖くなる
こんな強引な誘い方も
断れない圧みたいなの､好きじゃない
『……少しだけなら…』
辰也ならもっと優しくて
私が断れないのにもすぐ気付いてくれるのに
辰也､来てくれないかなぁ
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作者名：時雨 | 作成日時：2024年1月1日 22時
