【コンパス】私だけのヒーロー:第2部

学校・仕事帰りのプレイヤーをヒーローが出迎えてみた2・リクエスト ページ12

零夜
｢あぁ君帰って来てたのか､おかえり｡ちょっと､疲れたのは分かるけれどまずは手を洗って着替えて来なよ｡別に僕は君から逃げたりしないからさ｣
玄関の戸をくぐり靴を脱ぎ捨て彼に抱き付こうと目一杯腕を伸ばしますが彼は外から帰って来た貴女が後々体調を崩して欲しくない為まずは貴女の伸ばした手を取って洗面所へと連れて行きます
貴女が手洗いや着替えを済ませて再び彼に腕を伸ばせば彼は貴女の体を優しく包み込んで貴女より一回り大きな手でそっと髪を撫でてくれました
｢お疲れ様､良く頑張ったねおいで?君は毎日こうやってくたくたになるまで頑張って偉いね､大変だろう?…辛いなら君も僕達の世界線に来てくれたら良いのに……なんてね｣
相変わらず考えの読めない表情で本気なのか冗談なのか分からないような事をぼそっと呟きます

糸廻輪廻
｢お帰りなさいませ､お嬢‼︎お嬢のお戻りをお待ちしていましたよ♪お食事､お風呂共に用意出来てますよ｡どちらから済ませますか?お手伝いさせて頂きますよ｣
貴女が玄関の扉に手を伸ばすタイミングで貴女の帰りを待っていたと言わんばかりに勢い良く反対から扉が開き彼がにこにこと笑顔で貴女におかえりを言います
彼の用意を無下にする訳にもいかず貴女は渋々食事を先に済ませると彼に言うと彼は嬉しそうに料理を箸で摘んで貴女の口元へと運びます
｢はいお嬢､あ〜ん♡早く食べないと落としてしまいますよ?……美味しいですか?…それは良かった､ゆっくり味わって食べて下さいね♪｣
彼が用意してくれた美味しい料理を口にして貴女が顔を綻ばせると彼も再び箸を持ち直して貴女に夕食を食べさせます

マルコス’55・リクエスト
｢おかえり〜疲れたでしょ?もう少しでごはんできるから待っててね｡……よし!Aちゃ〜ん､ごはんできたよ､一緒に食べよう‼︎｣
貴女がドアを開けると美味しそうな匂いが広がり腕捲りをして夕食の用意をしてくれていた彼が小走りに貴女の方へ出迎えてくれました
彼が作ってくれたふんわりと美味しそうなオムライスに貴女がスプーンを入れようとすると彼は最後の仕上げとケチャップでだいすきの文字を書いてくれます
｢直接言っても良いんだけど､こうしたらAちゃんもっと美味しそうな顔して食べてくれるでしょ?ありゃりゃ､顔真っ赤になっちゃった…本当に君はいつまでも初心で可愛いねぇ♪｣
赤い顔でオムライスを口にする貴女に彼が微笑まし気に笑いわしゃっと貴女の髪を撫でてくれます

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