【SnowMan】淡い雪に絆されて:第2部 (ページ21)

今日:16 hit、昨日:20 hit、合計:20,988 hit

罰ゲームとご褒美:Koji.M ページ21

—Koji side—
『ねぇねぇこのビン
私じゃ開けられなくて､こーじ開けれる?』

「ビン?ええよ､俺に貸してみ⁇」

結構おっきいやつやし
フタ固かったんやろうな

こんな事でもやっぱ頼ってもらえると嬉しいわ

……………ぇ⁇?

「…はい､開いたで」

『流石こーじ!ありがとうね』

あのビンめっちゃフタ軽かってんけど⁇
ほんまにAちゃんアレ開けれんかったん?

多少は分かってたつもりやったけど
俺との力の差ってこんなおっきかったんやな

『ちょっと何その顔!
私､力無いって思ってるでしょ』

待ってそんな顔に出てた俺?
いやでもほんまにビックリしたんやって

「そんなこと思ってへんよ

………ちょっとだけ思たけど」

『思ったんじゃん‼︎なんか悔しい
…そうだ､こーじ私と力比べして!腕相撲‼︎』
———————————
——————————————
「腕相撲なんて久しぶりやなぁ
Aちゃんは両手で勝負な」

『分かってはいたけど
やっぱこーじの手大きいよね』

そら俺も男やからなって言いたいとこやったけど

Aちゃんいっつもすぐ
こういう事言うてほんま心臓に悪いわ

『こーじ手加減しちゃダメだからね?

…………ねぇ聞いてる⁇』

悔しいの分かるけど俺が手加減せんと
Aちゃん負けてまうけどええの⁇

勝たせてあげた方がええんやろか?

『じゃあ始めるよ〜………