【SnowMan】淡い雪に絆されて:第2部 (ページ3)

今日:7 hit、昨日:16 hit、合計:20,995 hit

❄︎ ページ3

—Raul side—
Aちゃんにほっといて
って言われてしまったけど

でも嫌われたままなんて絶対に嫌だ
やっぱりもう一回ちゃんと謝りたい

Aちゃんのとこ行かなきゃ
————————————
——————————————
ぁっ居た､見つけた

「Aちゃん‼︎」

『!ラウールくん､私ｯごめんなさい‼︎』

ぇ⁉︎なんで⁇どうして?
悪い事したのはぜんぶ俺の方でしょ

「ど､どうしてAちゃんが謝るの⁇」

『だって…話も聞かずに
ただ一方的に怒っちゃったから……

ついイライラしちゃって､ごめんね』

『嫌じゃないなら本当の事を話してほしい』

彼女はこんなに真剣に話してくれたのに
俺がへこたれてる場合じゃないよね

ちゃんと言わなきゃ駄目だ

「こんなタイミングで言うなんて変だけど

Aちゃんのこと大好きなんだよね
彼女にしちゃいたいくらい

俺をAの彼氏にしてくれない?」

『そんななんで急に……
………わ､私でいいの⁇』

「俺は”貴女が”いいんだよ」

貴女じゃないと絶対､絶対にダメなんだ

こんなにもドキドキして本当に好きなんだから

『私は……ラウールくんに彼氏になってほしい』

「ほんとに⁉︎
やばいめっちゃ嬉しい

ぁ､そうだじゃあ
Aちゃん､少しだけ目閉じて」