【コンパス】私だけのヒーロー:第1部

寝ているヒーローを起こしてみた2 ページ37

メグメグ
「……はびぃ………!今日はハビィが起こしに来てくれたんだぁ♪すぐに髪セットして着替えて可愛くするから待っててね!」
自分を起こす貴方の声がぼんやり聞こえるとぱっと目を覚まして元気に貴方を抱き締めてから身支度に移ります
そして全ての身支度が終わると一番に貴方に時間を掛けて可愛く仕上げた姿を見てもらいます
「どうハビィ?メグメグ、今日も他の誰よりも可愛いでしょ!ハビィの事ばっかり考えて支度したんだからね♪」
可愛くウインクをして嬉しそうにくるっと綺麗に巻いた髪を揺らします

13†サーティーン†
「……あいぼぉ〜?オレちゃんまだ眠いから起きたくねぇなぁ………Aが目覚ましてくれたら起きるわ………じゃ………」
彼は寝ぼけ眼でそう言うとゆっくり布団を頭まで被り二度寝を始めそうなので貴女は彼の唇に自身の唇をそっと重ねます
バッと勢い良く体を起こした彼の顔を見ると頬から耳まで真っ赤に色付いている事が目に見えて分かります
「…………見んな!……ほら、お望み通り起きてやったからバトルでも何でもさっさと済ますぞ。あと……………別に俺は照れてねぇからな……」
まだ顔を赤くさせながら付け足すように照れ隠しの言葉を貴方にぼやきます

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