空想の記憶に花束を。｢我々だ｣｢短編｣ (ページ2)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:69 hit

last ページ2

『ゾムさ、』

zm｢っ、｣

相手の国の首を落とした

インカムで連絡する前にアイツを助けないと、

zm｢おい！誰か！！幹部にインカムで首切ったて連絡しろって言っといて！！！！｣

走らないと

アイツが死んでまう

気づいた時にはアイツは毎日俺に付き纏ってた

『ぞーーーーーーむさん！！！』

『ガチかっこいいですね』

『ゾムサーん好きですヨ』

最初こそ鬱陶しかった、やけど

どんどん、あ、面白いやつやなとかまた話しかけてくれんのかなとか思ってまう

この気持ちもう、知っとったのに言わなかった

いや

答えれなかった

いつ死ぬか分からないこの仕事で恋愛なんてするもんじゃないと思うてた

でも今はそんなん言うてる暇ちゃうわ

大好きなヤツ置いて

zm｢連絡できるかよ、っ｣

着いた時にはアイツはもう虫の息、ボロボロだった

でもアイツは一生懸命門を潜らさないよう頑張っとった

zm｢遅くなってごめんな｣

多分今の俺、えぐいオーラかましてるんやろーな

zm｢な、なぁ、A！！お願いや、死なんといてっ、｣

俺は来たやつ全員を殺りAに近づく

『ぞ、っ、むさ、だい、す』

最期までコイツは俺にアイをくれてた

心臓の止まったAから貰ったものはアイだけだった

zm｢俺実は好きやったんよ、｣

遅なってもうてごめんな、

そこからは抜け殻のような生活やった

なんかアイツがおらん思ったらやる気出えへんし、なんなら前グルッぺンやトントンまでにも休めと言われた

zm｢ごめんA、｣

？｢んふ、ゾーームさん！ばぁ！！｣

zm｢...........は、？｣

sn｢ごめんなゾム笑、Aちゃん

復活したって言わんかったのゴメンな｣

zm｢は、はっ？｣

『ゾムさん笑、私ねほんとに死んだんだよ笑？でもゾムさんのおかげ』

sn｢そうそう。まじでAちゃんが生きてるのは奇跡すぎるぐらい｣

zm｢ほん、まに？｣

『ほんまほんま！！！』

zm｢よかっ、た、｣

『わー、泣かないで？！』

zm｢A｣

『んー？』

zm｢すきやで｣

『ちょ、ガチで！！昔の私みたいな感じで何回も言わないで恥ずかしいの！！』

貴方大好症候群fin