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僅かに走る緊張。

合わせてこっちを向いてくれたAちゃんに告げる。








涼太「好きだよ」









愛の言葉を。









A「え?」

涼太「好きです。僕と付き合ってくれませんか」









A「……え?」









Aちゃんは驚いたように、少し声を漏らすと同時に、まるでこの世の終わりかのような表情に変わった。




え。



ちょ、



は?



なんで。



困る、嫌がる、なら想定内だったが、まるで絶望したかのような顔。



それはいったいどういう感情?









A「あ、あの、でも……数原くんは……」

涼太「それは、わかってる」









目を見開き、困惑した表情を浮かべるAちゃん。

龍友くんのことが好きなのはわかってるよ。









A「わかってるって…………」

涼太「でも、俺は自分の気持ちをちゃんと伝えたかった」

A「え、誰にですか……?数原くんに?」

涼太「……は?」









え、いやいやいや、今俺告白したよね?

なんでなかったことにされてるの?

ていうか龍友くんに気持ち伝えるってどういうこと?

Aちゃんのこと好きになったことちゃんと報告しろってこと?









A「えっ……あ、ちがっ……。…………ちょっと待ってください。落ち着きます 」

涼太「あ、うん」









なんかもう、Aちゃんが焦ってるの見てたら、緊張もなにもなくなってきた。

Aちゃんが落ち着くのをゆっくりと待つ。









A「ええと」

涼太「大丈夫?落ち着いた?」

A「はい、すみません。それで」

涼太「俺は、Aちゃんのことが、好きだよ」

A「それは……その、男女として、ということでしょうか……恋愛感情といいますか……」

涼太「うん」









随分と慎重な言い回しをするなあ。

今までそういった恋愛沙汰に縁がなかったのだろうか。

それとも、勘違いしたことがあるのか。

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設定タグ:片寄涼太 , GENERATIONS , 腐女子   
作品ジャンル:恋愛
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なな(プロフ) - さくやさん» コメントありがとうございます!お待たせしてしまってすみません!ゆっくり更新になりますが、楽しいんで頂けるようがんばります! (2016年5月16日 20時) (レス) id: a7057a1863 (このIDを非表示/違反報告)
さくや(プロフ) - おかえりなさい!更新再開、嬉しいです(>_<)ななさんのお話とっても好きです!!楽しみにしてます(*^^*) (2016年5月16日 18時) (レス) id: 5d50bac76b (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 隼月さん» コメントありがとうございます!!werewolfも読んでいただきありがとうございます……!誰か1人気づいていないと今後の展開でちょっと困るので……気づくとしたら小森さんかなと……(笑) (2016年4月29日 2時) (レス) id: a7057a1863 (このIDを非表示/違反報告)
隼月 - Werewolfの作者さんと同じ方でしたか!他の作者さんとは違う作風でとても面白いです!まさかの小森さんだけが気付いているという・・・ (2016年4月28日 20時) (レス) id: 47f734d6ea (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ありゅさん» 腐女子の方でしたか……!腐ってる方からすると物足りないところもあるかもしれませんが、ぜひ楽しんでいってください!人狼の方も読んで頂いてありがとうございます!!! (2016年4月23日 16時) (レス) id: a7057a1863 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なな | 作成日時:2016年4月11日 0時

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