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そんなわけで俺と龍友くんは先に事務所を出て、行きつけの居酒屋の個室で宮下さんを待つ。





龍友「宮下さんと夕飯ってどうしたん」

涼太「あ、うーんと、流れで」

龍友「そんな仲良かったん?」

涼太「ううん、今日初めてちゃんと話した」





だよなあ、と少し怪訝そうな表情をする龍友くん。

ま、もし逆の立場でも俺も同じこと聞いてるだろうな。





龍友「なんで俺も誘ったの?どういうつもりか知らないけど、2人で食べればええやん」

涼太「んーそのつもりだったんだけどね、2人きりは嫌そうだったから」

龍友「……涼太、宮下さんに気があるのか?」

涼太「そういうつもりじゃないけど……かわいい人だよね」





それに、宮下さんはおそらく龍友くんのことが……。



宮下さんと別れてから思い返してみたんだけど、視線を感じてた時って、よくよく考えたら龍友くんと一緒の時が多かった気がする。

つまり、見てたのは俺のことじゃなくて龍友くんのこと。

龍友くんのことを見てたら、隣にいる俺も視界に入っちゃってた。

ただそれだけ。

……勘違いも甚だしい。

ま、それならそれで、知っちゃった以上せっかくだし協力してあげようかな、なんて。

龍友くんが嫌ならやめるけど、まずは話をしてみないことにはね。





龍友「宮下さんって大人しいわけじゃないよな。なんで俺らと話せえへんのやろ」

涼太「男の人が苦手なのかなって、さっき思ったんだけど」

龍友「ふうん」

涼太「仕事って割り切れば平気だけど、プライベートではあんまり関わりたくないのかって」

龍友「ふーん……でもさ、それなら男2女1なら了承するっておかしくない?」

涼太「あ、そうか……それに龍友くん指名したの宮下さんなんだよね。男苦手なら隼とか亜嵐くんの方がまだよさそう……」

龍友「どういう意味やねん」





しばらく龍友くんと談笑していると、個室の扉が開いた。






A「お待たせしました」

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設定タグ:片寄涼太 , GENERATIONS , 腐女子   
作品ジャンル:恋愛
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なな(プロフ) - さくやさん» コメントありがとうございます!お待たせしてしまってすみません!ゆっくり更新になりますが、楽しいんで頂けるようがんばります! (2016年5月16日 20時) (レス) id: a7057a1863 (このIDを非表示/違反報告)
さくや(プロフ) - おかえりなさい!更新再開、嬉しいです(>_<)ななさんのお話とっても好きです!!楽しみにしてます(*^^*) (2016年5月16日 18時) (レス) id: 5d50bac76b (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 隼月さん» コメントありがとうございます!!werewolfも読んでいただきありがとうございます……!誰か1人気づいていないと今後の展開でちょっと困るので……気づくとしたら小森さんかなと……(笑) (2016年4月29日 2時) (レス) id: a7057a1863 (このIDを非表示/違反報告)
隼月 - Werewolfの作者さんと同じ方でしたか!他の作者さんとは違う作風でとても面白いです!まさかの小森さんだけが気付いているという・・・ (2016年4月28日 20時) (レス) id: 47f734d6ea (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ありゅさん» 腐女子の方でしたか……!腐ってる方からすると物足りないところもあるかもしれませんが、ぜひ楽しんでいってください!人狼の方も読んで頂いてありがとうございます!!! (2016年4月23日 16時) (レス) id: a7057a1863 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なな | 作成日時:2016年4月11日 0時

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