彼女は801ガール-Ryota.K-

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玲於｢龍友くんみたいな変態よりは、そりゃオレの方がいいよなー｣

涼太｢なー｣








とマイペースな２人がゆるく声をあわせる。








龍友｢いやいやいや、俺別に変態じゃないし。変態は亜嵐くんでしょ｣

亜嵐｢何それ龍友くんひどいっ！｣







矛先を変えようとする龍友くん。

でもこれは、







涼太｢龍友くん謝って｣

龍友｢はぁ？｣







はい、無駄でしたー！

無理でしたー！








涼太｢亜嵐くんに謝ってください｣

龍友｢ちょっ、いやいや、おかしい｣

玲於｢ほら、謝れよー｣

龍友｢くっ、ご、ごめ

隼｢さあ！今週も始まりましたGENETALK！！！！｣

龍友｢ぅおい！！！｣

隼｢あ、GENETALKみたいなノリだったからついうっかり｣






ここは龍友くんの謝罪を潰すべきだな、と割って入った。

いえーい！大成功。

そんなオレらを見て、くすくす笑ってるAさん。








亜嵐｢涼太も大丈夫そうだね。龍友くんじゃないけど、ほんとになにかあったらちゃんと言うんだよ｣

涼太｢龍友くんには言わないけど、亜嵐くんにはちゃんと言いますー｣

龍友｢涼太、この｣







尚も龍友くんをいじり続ける涼太くんのほっぺをつねる龍友くん。

あーほら、Aさんが喜んじゃう……。








涼太｢へへへ｣

龍友｢なーに笑ってるん｣

涼太｢りゅーろふんいたいー｣








…………おえ。

Aさんのこと意識しすぎてたら、オレまで思考がそっち側に……。

危ない危ない。


龍友くんが手を離しても、へらへら笑っている涼太くん。








隼｢涼太くん、だいぶ酔ってません？｣

涼太｢ぜんっぜん酔ってないですー｣







いや、酔ってるよね！？

けっこう酔ってるよね！？








玲於｢はやすぎ！｣

亜嵐｢涼太そんな弱くないでしょ、どしたの｣

龍友｢明日問い詰めたる｣







玲於は爆笑してるし、亜嵐くんと龍友くんはさっきのこともあってか面白さ半分、心配半分といったところ。

ちなみにメンディーさんと裕太くんは、２人でスマホを覗いてる。

ゲームでもしてんのかな。

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